というわけで、乙部町で三番目くらいに大きな集落である「栄浜」にやってきました。一見良くある北海道の集落の風景ですが、実は一味違うのです。どの辺が違うかと言うと……
なんと、道内でもオショロコマ並みのレア度を誇る(どんな譬えだ)「セラーズ」があります! いわゆる「マイナーコンビニ」のひとつですが、あまりにマイナーすぎて URL すらわからないという……(汗)。
能登の水
国道は海沿いを右に左にとカーブしながら北上を続けます。突符岬を過ぎ、穴澗岬の手前にやってきたところで……突然「能登の水」なるものが出てきました。……よーく見ると、アルファベットは Nodo no Mizu になっていますね。どうやら石川県は関係無さそうな雰囲気です。
追分ソーランライン
気持ちのよい海沿いの道が続きます。空も随分と晴れ上がってきました。ちなみにこの国道 229 号、「追分ソーランライン」というニックネームがあるみたいです。「オロロンライン」みたいなものでしょうか。
鮪ノ岬トンネル
前方にトンネルが見えてきました。よーく見るとセンターラインがありません。このトンネルは「鮪ノ岬トンネル」と言うのですが、国道を拡幅する際に幅広の新しいトンネルを掘り直すのではなく、片側一車線用の小さなトンネルを掘って、古いトンネルを一方通行にした……ということのようです。狭断面のトンネルも、たまにはいいものですよね。
あと、この「鮪ノ岬」ですが「マグロの岬」ではなく「シビの岬」と読みます。確証はありませんがアイヌ語由来の可能性がありそうですねぇ。
乙部町豊浜
トンネルを抜けたところが、乙部町で二番目くらいに大きそうな感じのする「豊浜」集落です(以前に崩落事故のあった「豊浜トンネル」とは関係ありません)。ちなみに、先程の「鮪ノ岬トンネル」の上には「潮見」集落があって、小学校もあるみたいです。海抜 50 m ほどの高台なので、津波の時の避難所としても使えそうな立地ですね。www.bojan.net
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