今更ではありますが、建物は 4 階建てで地下も 1 階だけあります。客室棟は東西に分かれていて、中央部分に共用設備が並んでいると言った感じでしょうか。二日ほど前に泊まったホテルと構造が似ているような気もします。
館内設備いろいろ
さすがは名の知れたホテルチェーンだけあって、1F にはコンビニやブティックまであります。大自然の中のホテルなので、館内にコンビニがあるのは本当に助かりますよね。謎の「ポロトポントの森」
そして「ポロトポントの森」という謎の設備があるのですが……ふむふむなるほど。「西棟 1F の多目的フロアー」とあります。PC を持ち込めばネットができる「ネットルーム」のほか、スタディールーム「森の勉強部屋」やライブラリー「森の読書室」などがあるみたいです。
他にも「森の会議室」や「森の集会所」の隣に「森の緑一荘」「森の清一荘」という雀荘があるのがポイントでしょうか。これは「緑一色」「清一色」という麻雀の役をもじったネーミングなんですが、緑一色が役満なのに対して清一色は満貫あるいは跳満程度なので、随分とレベルに開きがありますね(笑)。
なお、これらの会議室や集会所、雀荘は予約制・有料らしいのですが、どれも 6 時間以上は青天井みたいです。
元々は客室だったところを開放しているっぽいので、もしかしたらまた客室に戻っていたりするかも知れませんね。取材当時は北海道新幹線が開通するよりずっと前だったので……。
室温の調整について
さて、部屋に戻ってきました。実は部屋の窓からも素敵な眺望が……というお話なのですが、出窓の手前にさり気なく置いてあったのがこちらです。
部屋の空調の操作方法が 4 種類の言語で説明されています(英語、中国語、日本語、韓国語)。ご丁寧なことで……と思ったのですが、確かにこのサーモスタットなんかはご存じない方には難問かもしれません。
あ、外国人旅行客向けの設備としては、定番のセキュリティボックスも用意されていました。
函館の夜景をタクシーで見に行こう!
あと個人的に傑作だったのがこちら。「函館の夜景をタクシーで見に行こう」と題されたものですが、約 90 分で \15,900~ という価格設定にまずは驚きを禁じ得ません(汗)。ただ、このホテルは大沼公園の一角にあって、函館からは 30 km ほど離れています。移動だけで 30 分以上かかってしまいそうです。ホテルの名前は「函館大沼──」なのにね。
そして、この「コース内容」の恐ろしい所なのですが、函館市内からホテルに戻る部分が無いような……。タクシーで更に 30 km 移動したとすると、いくらかかるのでしょう(汗)。
北海道新幹線がやってくる!!
ホテルのフロントの横には、こんな掲示が出ていました。「北海道新幹線」の開業が今年の 3 月 26 日でしたから、今日(11/16)で 236 日目になるんですね。写真は 2013/9/26 に撮影したものですから、2016/3/31 まであと 917 日というタイミングでした。まさに「待ちわびた開業」だったのでしょうね……。
Rating
「函館大沼──」の割に函館が遠い……なんて書いてしまいましたが、実は、新函館北斗駅からは函館駅に行くよりも大沼公園に行くほうが近いんですよね。しかも周りは森と沼に囲まれた風光明媚な場所で、その上部屋の窓から秀峰駒ヶ岳を望むロケーションというのはかなり得難いものです。ホテル自体は「良くも悪くもプリンスホテル」と言ってしまえばそれまでなのですが、どちらかと言えば「プリンスホテルの良いところ」が多く出ていて、「プリンスホテルの悪いところ」があまり目立たない印象があります。ええ、かなり気に入っていたりします。
ということで Rating 行きましょう。「★★★★☆」(四つ星半)でいかがでしょうか。今回は夜遅くのチェックインで翌朝にはチェックアウトという慌ただしいスケジュールでしたが、連泊すると更に良さがわかるホテルなんじゃないかなぁ、と想像しています。
それでは引き続き、「秋の道南・奥尻の旅 2013」をお楽しみ下さい。
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿