2016年9月12日月曜日

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秋の道南・奥尻の旅 (50) 「賽の河原公園」

 

奥尻町宮津の「旅の宿『大須田』」さんを後にして、道道 39 号「奥尻島線」を北に向かいます。外は生憎の雨ということで、写真を撮影するのも一苦労です。

宮津弁天宮

というわけでドライブレコーダーから起こした画像になっちゃうのですが、前方に宮津のランドマーク「宮津弁天宮」が見えてきました。
この「宮津弁天宮」は、弁天岬の頂上に社があるのでとても目立つところです。岬の北側が宮津の漁港で、集落も一望できそうなところですね。

コンクリートの崖

更に北に向かって進むと、奥尻最北端の集落・稲穂に近づきます。もっとも厳密には「稲穂」の集落は北西岸がメインで、東側は「勘太浜」と言うようですね。
勘太浜に向かう途中の崖は相当険しいもので、コンクリでしっかりと固められています。
実は、フェリーからもこんな風に見えるんですよね。かなりのインパクトがあります。

賽の河原公園

雨の中、車を走らせること 7~8 分ほどで、奥尻島最北端の「稲穂岬」に到着です。なんとも最果て感のある雰囲気が漂っていますが……
奥尻島最南端の青苗には大きな集落がありましたが、稲穂岬には「賽の河原公園」という、これまた「もののあはれ」を感じさせるネーミングの公園があるのみです。9 月の最終週の平日にして朝の 8:30 ということもあり、公園はひっそりとしていました。
とりあえず、駐車スペースに車を進めていたところ……前方に生体反応が。
お騒がせしちゃってすいませんです。

何故に「賽の河原」?

「賽の河原公園」にはお店(売店・食堂でしょうか)とトイレがあるほか、野球場のバックネットのようなものが見えますね。
ちなみに何故に「賽の河原」という寂寥感漂う名前なのかという話ですが、http://www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00001039.html によると、海岸に多数の石積みが並んでいるからとのこと。その様が「賽の河原」を髣髴とさせる、ということなのでしょうね。天気が良ければ実見してみようかとも思ったのですが、天気が良くなかったのであっさり断念してしまいました。

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