2016年7月7日木曜日

秋の道南・奥尻の旅 (9) 「『賀老』の謎」

赤井川村の常盤というところにやってきました。この書き方だと「?」という印象しかありませんが、「キロロリゾートの入り口」と書けば「ああ!」と思われるかもしれません。実は「常盤」という名前のバス停もあります。
キロロリゾート自体は国道を外れた南側にあるのですが、国道沿いにも建物が散見されます。ホテルのようにも見えますし、保養施設のようにも見えますね。Google Map で確認してみたのですが、残念ながら建物の名前はありませんでした。
更に少し進んだところ、地図では「赤井川農場」と書かれているあたりにもバス停がありました。「ホクリョウ」あるいは「ホクリョウ前」とあります。赤井川と言えば、「赤井川産ポーク」が新日本海フェリーのグリルでの定番でしたが、最近少々ご無沙汰なような気も……。
いや、バス停ばかり撮影して何の意味があるのだ……という話なんですが、ぶっちゃけ最近はバス路線があるだけで「すげー」と思ってしまうんですよね(冗談のような本当の話)。この辺りにはバス路線を維持するだけの「何か」があるのだ、ということを知ることができるわけです。
などと思っていると、対向車線に路線バスの姿が。北海道中央バスでしょうか?

余市川支流の「小樽川」

「赤井川国道」こと国道 393 号を西に向かいます。国道は余市川沿いを通っていますが、余市川の支流に何故か「小樽川」という川があって、そこにはダムが 2 つもあるようです。

和製メープル街道?

赤井川の市街地まで 11 km となりました。
道路脇に見慣れない標識があるなぁ……と思っていたら……
(厳密には)標識ではありませんでした。一般的には警告標識に使われる菱型の中に、カナダ国旗のような楓の葉が描かれていて、その下には「メープル街道 393」との文字が。「メープル街道」でググってみると、カナダのナイアガラからケベック・シティーへの観光ルートのニックネームだとあるのですが、何故赤井川に……。

「賀老」の謎

そして、道南の頻出地名「賀老」がこんなところにもありました。
ガローと言えば「樽前ガロー」が有名ですが、「賀老」も gully から来ていたりするのでしょうか……?
そんなことにも思いを馳せつつ、赤井川国道を西に向かいます。「秋の交通安全運動」の文字が光りますが、そう言えばこの時は既に秋だったんですよね……(何を今更)。

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