幸運なことに、展望台?のすぐ近くに車を停めることができました。と言うのも……
連休明けの火曜日で、しかも朝の 9 時前ですからね。駐車場は見事にがら空きだったのでした。
測量の日記念
さて、スロープ上の坂を歩いてゆくと……何やら謎めいたオブジェが見えます。この標石は、「社団法人 北海道測量設計業協会」「札樽地区測量設計協会」から寄贈を受けたもののようですね。平成 6 年 6 月 3 日(測量の日記念)とありますが、北緯 43°09' 08".12679、東経 141°0' 51".46650、標高 467.569 m とされています。
ただ、素晴らしいのがその下の補足でして、「公共測量成果改定に伴う座標改算による」として北緯が 43°09' 16" 85096 に、東経が 141°00' 38" 28253 に、そして標高が 467.408 m に改定されています(平成 20 年 2 月付)。このズレがどの程度かという話ですが、標高で見てみると、約 16.1 cm ほど下がったことになるようです。緯度と経度は……計算がわからないので却下ということで(汗)。
毛無山展望所
標石オブジェの先が「毛無山展望所」です。ここからは、小樽の市街地を一望することができます。ちなみに、何が見えるかはご覧のとおり。小樽の防波堤はすごく立派なものですが、これってベースは明治期に工事されたものですよね。田村喜子さんの「北海道浪漫鉄道」にも記載があったと記憶しています。
ということで、まずは小樽市街地の遠景から。防波堤の内と外で海の色が違って見えますね。
ちょちょいとズームアップするとこんな感じです。まるでシムシティのような眺めです。
平磯岬の左側が小樽で、右側が朝里ですね。
毛無山から増毛を望む
朝里の市街地のはるか先、海の向こうに増毛の街が見えるとか見えないとか……。毛無山から増毛を望むことができればご利益があるなんて言う都市伝説もあるようですね(笑)。今回は残念ながら、増毛はおろか暑寒別岳すら望むことができませんでした。毛根の行く末に不安が残ってしまいましたが、赤井川方面に向かって出発することにしました。
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