2016年5月16日月曜日

新十津川→京都 1568.9 km (11) 「大館→森岳(57.8 km)」

北秋田市の玄関口「鷹ノ巣」

秋田行きの特急「つがる 2 号」は、およそ 10 分遅れで大館を出発しました。下川沿・早口・糠沢の各駅を通過して、次の停車駅は秋田内陸縦貫鉄道との乗換駅・鷹ノ巣です。
鷹ノ巣には約 11 分遅れで到着しました。順調に遅れが増しているような感じもしますが、ま、いいですよね。ちなみに鷹ノ巣駅は「北秋田市」というところにあるのですが、市内に「大館能代空港」があります。大館と能代の間にあるから「大館能代空港」なのでしょうけど、北秋田市が少々気の毒な感じもしますね(笑)。

旧・二ツ井町の中心駅「二ツ井」

鷹ノ巣を出発すると、北秋田市の「前山駅」を通過して、能代市の「二ツ井駅」に到着です。ここも平成の大合併前は「二ツ井町」(ふたついまち)だったようですね。
グリーン車は相変わらずぼっち状態なので、写真撮影も自由自在です(汗)。それはそうと、駅名標のこのマークなんですが……
……なんでしょうね、これ。秋田と言えば「きりたんぽ」ですが、これは「ミズナラの葉」なんでしょうか……?(きりたんぽ関係ない)。青森支社管内(だと思う)だと、わかりやすい形をしていたんですけどね。
これはどう見ても梨ですよね(違います)。
それはそうと、二ツ井駅のホームは随分と歴史の長さを感じさせられるものでした。下の方はレンガ積みですね。

バスケでおなじみ「東能代駅」

二ツ井を出発すると、富根・鶴形の各駅を通過して、東能代駅に到着です。五能線の普通列車がホームに停車していました。
能代市の中心地に近いのは「能代駅」ですが、能代駅は東能代駅から五能線で一駅進んだところにあります。能代市自体が米代川の河口部に発展した町だったので、奥羽本線を近くに通すには遠回りを強いることになるため、難しかったのでしょうね。似たような構造は兵庫県の西脇市でも見られていました(こちらは残念ながら「鍛冶屋線」が廃止されてしまいましたが……)。

もりおかじゃないよ「森岳駅」

東能代を出発すると、奥羽本線は南に向きを変えます。この先は森岳・八郎潟と停車して、最後が終点の秋田です。
北花岡駅を通過して、次の森岳駅に停車しました。
ここは「山本郡三種町」なのだそうですが、あまり聞いたことの無い名前ですね。どうやら 2006 年に「琴丘町」「山本町」「八竜町」の 3 町が合併してできたとのこと。3 町が合併したから「三種」なのではなくて、森岳駅の近くを流れる「三種川」に由来するのだそうです。

ちなみに、この「森岳」という駅名も曰くのある駅名のようで、もともとは「森岳」で「もりおか」と読ませていたのだそうです。ただ「もりおか」だと岩手の「盛岡」と紛らわしいので駅名は「もりたけ」と読むことになり、ついに地名そのものも「森岳」で「もりたけ」と読むようになったのだとか。
ということで、遅れは約 12 分に広がりましたが、次の停車駅・八郎潟に向かいましょう。新十津川から森岳までは 696.6 km、残りは 872.3 km となりました。

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