北海道上陸二日目は、小樽運河沿いのホテルソニアさんからスタートです。
手宮洞窟へ
今日は比較的時間に余裕がありそう……ということで、少し小樽市内をウロウロした後、数年前に行こうと思って行けなかったあの場所へと向かいました。駐車場の奥は道路が走っているのですが、その更に向こう側の斜面に、何やら建物のようなものが見えます。実は、こちらが……
「小樽市手宮洞窟保存館」なのでした。この隷書体の表札と言い、謎めいた模様の入った金属製?のドアといい、とてもミステリアスな感じがしますよね。
「開館中」の文字の下には「館内での『喫煙・飲食』『写真撮影』は、ご遠慮下さい」と書かれていますが、よーく見ると「三脚・フラッシュを使用した写真撮影は、ご遠慮下さい」とあったので、手持ちでフラッシュを使わなければ撮影しても良い……と判断できそうです。ということで……
「洞窟」とあるだけに、とってもひんやりとしているのですが、ガラスの向こうには岸壁に刻まれた壁画が! これ、本物ですよね?
かつてはこの「壁画」が象形文字ではないか、と言われたものですが、現在の見解では「絵画」では無いか、と考えられているとのこと。入り口のドアにあしらってあったデザインは、まさしくこの彫刻そのものだったのですね。
そしてフゴッペ洞窟へも
数年来の宿願だった「手宮洞窟」を堪能した後は、余市町の「フゴッペ洞窟」へ。ここも手宮洞窟と同様に、壁に絵画が刻まれています。手宮洞窟と比べて博物館的な展示が充実しているのですが、残念なことに「撮影禁止」とのこと。「手宮洞窟」は国鉄手宮線の駅(跡)のすぐ近く(割と街中)にありましたが、この「フゴッペ洞窟」も国道と JR 函館本線の間の小山にあります。「洞窟」と言いながらふつーに国道沿いにあるのは面食らってしまいますよね。
北海道原子力環境センター・広報展示室
その後は当丸峠(すごく楽しい道でした!)を越えて神恵内村へ。そして神恵内村から泊村を越えてお隣の共和町に入ったところに……「北海道原子力環境センター 広報展示室」という、これまた地味な建物があります。2011 年に一度訪れているのですが、その後どうなったかが気になったので再訪してみました。ちなみに、「広報展示室」の下の電光掲示板は「開館中!!」の文字が点滅するのですが、残念ながらシャッターは「滅」状態で切れてしまったようです。
北電の PR 施設「とまりん館」へ
「広報展示室」を訪問した後は、少しだけ U ターンして泊村へ。いかにもリッチな感じがするこちらの建物は、北海道電力の「原子力 PR センター『とまりん館』」です。こちらも二度目の訪問だったのですが、暦の上では平日だったこともあってか、人が少なくて少々寂しい感じでした。温水プールがどうなったかなぁと思ったのですが、なんとか復活したとのこと。ただ、元々は発電の際の余熱の有効活用だったと思うので、発電が止まった状態では結構なコストがかかりそうな気もするのですが……。
真狩村が産んだあの人の像
その後は倶知安町から京極町に向かい、そして喜茂別町から留寿都村を経由して真狩村へ。とりあえず、誰もが知ってるあの人の像を見に行きました。「徒歩?分」の上に紙が貼り付けてあったのですが、拡大すると……
うはは(笑)。こういったユーモアセンスはなかなか好きですね。そして実物がこちらなのですが……
夏風邪疑惑も何のその、見事な歌声で「北酒場」を披露してくれたのでした。
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