2016年4月19日火曜日

札沼線各駅停車の旅 (15) 「新十津川駅 発車時刻表」

5433D が折り返しの 5434D として発車するまでの 25 分ほどの間に、新十津川駅の内外をくまなく探索しておきましょう。ということでまずは駅舎に向かいます。
勘亭流の「歓 ようこそ新十津川へ 迎」の文字がインパクト抜群なのですが、いったいいつ頃からこの看板はあるのでしょう。
駅舎に入って、右のほうを見てみると……
いかにも北海道らしい「木彫りの熊」の置物などが並べられています。この日は「新十津川陶芸まつり」だったのですね。この台の上には他にも色々と並んでいたので、続きはまた明日にでも。

いい表情してる 人も駅も

そして、ちょいと左側に目をやると……
下の方にはバスの時刻表が。そして上の方には……
「新十津川物産館」の案内と、銘菓「新十津川終着駅」の宣伝が。もうちょっと時間があったら(そしてもう少し早く来ていたなら)見に行ったんですけどね。この日は実は分刻みのスケジュールを組んでしまったものですから、全くそんな余裕は無く……。「いい表情(かお)してる 人も駅も」なんて標語?があったのですね。

充実のバス路線

下の方に貼ってあったのは北海道中央バス「滝川管内」の時刻表でした。ありがたいことに「新十津川」と「滝川」に蛍光色のマーキングがしてあります。新十津川は札沼線の終着駅ですが、石狩川の向こう側の滝川駅とは 3~4 km ほどしか離れていません。当然ながら人的交流はそれなりにあるようで、滝川に向かうバスは一日 28 本もあるのだとか?
ただ、新十津川側のターミナルは「新十津川駅」ではなく、2~300 m ほど離れた国道沿いの「十津川町役場」とのこと。駅のすぐ横に「空知中央病院」があるのに、バス停はびみょうに離れているんですね……。

椅子の前に別の椅子

そして、回れ右をして反対側を見てみると……
木製の長椅子と、その手前にプラスチック製の椅子が並んでいました。こちらの側には窓があるので展示スペースなどはありません。

2011 年の写真と見比べてみると、2011 年当時は「木彫りの熊」などが並んでいる台の前にもオレンジ色の椅子が並んでいました(当時は展示物が今よりも少なかったようです)。展示物が充実したおかげで、4 人分が反対側に動かされたようですね。

新十津川駅 発車時刻表

本来は改札がある筈のドア(さっき駅舎に入る時に通ったドア)の上には、「新十津川駅 発車時刻表」が掲出されていました。
一応拡大しておくと……新十津川から途中の浦臼までは一日三往復(2015 年 6 月当時)の運行でした。19:22 発の石狩当別行き 5434D がこの日の最終列車です。
ちなみに 2011 年 5 月時点ではこんな感じでした。当時は札沼線(学園都市線)も全線非電化だったので、一日一本だけ札幌直通の列車もあったんですよね。

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