石狩月形駅
知来乙から 3 分ほどで、石狩月形に到着です。あれ? 駅名標が……(汗)と思ってしまいますが、駅名標はちゃんと手前にありました。
札幌駅から北海道医療大学駅までは既に電化済みなのでそれなりの本数が走っているのですが、石狩当別駅から浦臼駅までは 1 日 6 往復、石狩当別駅から終点の新十津川駅までの列車は 1 日 3 往復(いずれも 2015 年 6 月当時)でした。石狩月形では、貴重な 1 日 6 往復の列車のすれ違いが行われます。
ホームの向かい側に停車しているのは、浦臼発石狩当別行きの 5432D です。新十津川行き 5433D が石狩月形に到着するのは 17:59 ですが、5432D はその 3 分前に到着して 5433D の到着を待ってくれていたのでした。
新十津川行きの 5433D は石狩月形で 9 分間停車します。一方で石狩当別行きの 5432D は 19 分の停車後、18:15 に発車する予定です。
ホームの花壇がとても良い感じですね。
石狩月形駅には、かなり立派な駅舎があります。ホームから駅舎には構内踏切を渡って行く形ですね。
豊ヶ岡駅
石狩月形を発車すると、やがて右側に近代的な建物群が見えてきます。実はこの建物が「月形刑務所」です。「月形町」という地名はアイヌ語由来ではなく、明治の時代にこの辺りに設けられた「樺戸集治監」の初代典獄だった「月形潔」の名前から来ています。
月形刑務所は、この「樺戸集治監」から綿々と続く歴史を受け継いで……いるわけではなくて、たまたま都内の「中野刑務所」が移転先を探していた時に誘致したのだとか。樺戸集治監自体は 1919 年に廃止されていたのでした。
札沼線は、月ヶ岡のあたりまでは国道 275 号線とほぼ並走するルートを取っていましたが、月形刑務所のあたりからは国道と大きく離れ、しばらくは山沿いを通ります。
鬱蒼とした森のなかを駆け抜けていた……筈が、列車はゆっくりと速度を落とし、ついには停車してしまいました。
いや、駅なので停車するのが当たり前なんですけどね。石狩月形から 7 分ほどで、森の中の「豊ヶ岡駅」に到着です。
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