篠路駅(G08)
百合が原駅から 3 分ほどで、次の篠路です。書き出しのテンプレ化が完成した感がありますね(汗)。篠路(しのろ)は札幌・新琴似に続くアイヌ語由来の駅名ですね。始発駅の札幌を含めて 8 駅中 3 駅(37.5 %)というのは、道内におけるアイヌ語由来の地名の比率と結構近かったりするんじゃないでしょうか(正確にカウントしたことはありませんが……)。
拓北駅(G09)
篠路駅を出発すると、列車は緩やかに 45 度ほど右に向きを変えて「伏籠川」を渡ります。伏籠川もアイヌ語由来の川名ですね。伏籠川を渡り終えると、再び緩やかに 45 度ほど右に向きを変えて、間も無く拓北駅です。篠路駅と拓北駅の間は僅か 2 km ということで、これも最近になってできた駅だろう……と思いきや、なんと開設は 1967 年だったとのこと。当時は「東篠路駅」という名前だったそうですが、1995 年に「拓北駅」に改称されています。
あいの里教育大駅(G10)
拓北駅からまっすぐ 1.4 km ほど走ると、次の「あいの里教育大」です。あいの里教育大は新川・太平の両駅と同じく 1986/11/1 に開業しています。ただ、最初から「駅」として開業しているところは新川・太平の両駅と異なるところですね。ちなみに「あいの里」はニュータウンの名前ということで、「あいの里教育大学」という大学があるわけではないので要注意です。
札沼線は、八軒からあいの里教育大までが複線区間で、あいの里教育大から新十津川までは単線となります。
あいの里公園駅(G11)
あいの里教育大を出発すると、列車は緩やかに 45 度ほど……今度は左に向きを変えます。篠路-拓北間の伏籠川沿いを除けば、車窓に建物の姿が途切れることは殆ど無かったのですが、ここに来て急に野原が広がりました。これがこの辺りの昭和の原風景なのでしょうか。
あいの里教育大から 1.5 km で次の「あいの里公園」です。この辺は駅間が凄く短いので、まるで大都市圏の私鉄のような感じがしますね。ただ、駅の東側はご覧のとおり、ほぼ一面の野原が広がっています。
あいの里公園駅は、もともとは「釜谷臼」(かまやうす)という名前でした。釜谷臼から「あいの里公園」に改称されたのが 1995 年とのことで後発の印象を受けるのですが、釜谷臼駅の開業は 1958 年とのことですから、1986 年開業の「あいの里教育大」駅と比べると断然長い歴史を誇ります。
ただ、「あいの里教育大」駅が設置された際に、駅間が僅か 1.1 km になってしまうため、0.4 km ほど当別寄りに移転させたのだそうです。
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かまやうすの由来とともに、知っていることは懐かしく、知らないことは新鮮に読ませて頂きました。先人や環境への感謝を深める参考にさせて頂きたいと思います。
返信削除小柳達郎 さん:
返信削除コメントありがとうございます。釜谷臼という地名については https://www.bojan.net/2019/06/30.html で少し仔細に調べてみたのですが、地名としては 1937 年に廃止された後、駅名として 1958 年に復活したみたいですね。札沼線(学園都市線)はとにかく不思議なくらい廃止と復活が多い路線のようです。