2016年3月25日金曜日

札沼線と急行「はまなす」の旅 (4) 「藤城線」

では、いざ「北の大地」へ!
……いや、既に「北の大地」に来ているような気もしなくもないけど。

藤城線!

函館を出発してから十数分で、車窓に高架の線路が見えてきました。北海道新幹線、ですよね?
そして、新幹線の高架よりも遥かに手前に、もう一つ線路が見えてきました。函館本線なのですが、函館本線がどんどん離れてゆく、ということは……
そう、我らが「スーパー北斗 7 号」は「藤城線」(通称)に入ったのでした。藤城線は上り勾配を緩和するための迂回線なのですが、渡島大野(=新函館北斗に改称予定)を経由しないので、北海道新幹線が開通したあとは「スーパー北斗」も藤城線を通らなくなります。2013 年に「函館~根室 各駅停車の旅」で通った時は渡島大野経由だったので、今回はじめて藤城線を経由したことになりますね。

大沼小沼、蓴菜(じゅんさい)沼

藤城線が本線と合流して、大沼駅が近づいてきました。左手に大沼ではなく「小沼」が見えてきました。小沼の向こうには駒ケ岳も見えますね。いやー、この辺りは景勝地だと聞いてはいましたが、本当に素敵な景色が続きますね!
沼の景色は色鮮やかで、その色合いもめまぐるしく変化し続けるので、車窓を眺めていても飽きることがありません。
函館本線は、駒ケ岳の西側を通るのが本来のルートでした。ただ藤城線と同様に上り勾配を抑えて輸送力を増強するために、後になって海沿いの「砂原線」が建設され現在に至っています。特急「スーパー北斗」は上り・下りともに距離の短い本線(大沼回り)を通ります。そして、今回のシートも山側ということで、どう考えても海が見えるはずは無いよなぁ……と思っていたのですが、
これは姫川駅から森駅に向かう途中だったでしょうか。進行方向左側の窓からも噴火湾が見えたんですよね。いや、だからどうしたという話でも無いのですが……(汗)。

心地よさはプライスレス

昨日の記事でも記しましたが、「スーパー北斗」のグリーン車にはアテンダントのお姉さんが乗務しています。ということで、
おしぼりサービスがあったり、
ドリンクサービスがあったりします。グリーン料金から見ると原価は微々たるものでしょうけど、安心感と心地よさはプライスレスですよねぇ。

あっ!

函館駅を出発して、およそ 40 分ほどで道南の要衝・森駅に到着です。ホームにはなぜか車掌さん?が出迎えてくれていたのですが……
あっ!(目が合ったらしい)

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿