2016年3月16日水曜日

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冬の北海道の旅 (48) 「流氷!」

 

能取岬の駐車場にやってきました。歩道のところにバス停のようなものが 4 つほど並んでいるのですが、あれは何なんでしょう……?
実はこちら、能取岬でロケをした映画の記念碑でした。いずれも 21 世紀に入ってからの作品なのですが、左から「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」(2010)、「子ぎつねヘレン」(2006)、「南極料理人」(2009)そして「非誠勿擾」(2008)とあります。なんか順番が良くわからないですね……。
どうやら、最後の「非誠勿擾」がこの看板で紹介されていたもののようですね。なるほど、2008 年公開の中国映画でしたか。先ほど「21 世紀に入ってから」と記しましたが、2006 年から 2010 年にかけて一気に 4 作も公開されたことになりますよね。偶然なのか、それとも何らかの企画だったのか……?

白い海と青い空

さて。せっかく寒い中を能取岬までやってきたのですから、軽く周辺を散策しておきましょう。
岬の一帯は日陰に入ってしまいましたが、遠くの海には日が差していて、白く光っています。空も明るいので、なんだか変な感じですね。

流氷!

遠くの海が白く見えるのは、もちろん波頭ではなく……
そう、流氷なのでした! 今年(2016 年)は暖かい日が多かったからか、流氷の着岸がかなり遅くなったようですが、昨年(2015 年)は 1 月末の時点で既に流氷が押し寄せていたのでした。割と漠然と冬の道東にやってきたのですが、思いがけずにバッチリを流氷を拝むことができたのはラッキーでしたね。
流氷を拝むことができた幸運を噛み締めながら……というのはウソで(ぉ)、外は氷点下 3~4 ℃、そして海沿いゆえにずっと風が吹き続けるという過酷な気象条件の下、手袋を着けずに散策するという馬鹿な真似をやらかしてしまい、慌てて車に戻ることにしたのでした。

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