本別も足寄も古くからアイヌのコタンがあったところなのですが、本別が十勝アイヌ系のコタンだったのに対して、足寄は釧路アイヌ系のコタンだったとのこと。だから……という訳でも無いのですが、このあたりはアイヌ語由来の地名が良く残されている印象があります(あまり関係ないような気も)。「仙美里」の由来については北海道のアイヌ語地名 (210) 「美里別・仙美里・追名牛」という記事がございましてですね……(汗)。
仙美里郵便局が見えてきました。この郵便局の看板、オレンジ色のものと赤色のものがあるようなのですが、導入年次による違いなんですかね……? 比較的新しいものは真っ赤なものが多いような印象もあるのですが。
ラワンブキと足の裏
「仙美里ダム」の少し下流のあたりにかかる「仙美里橋」を渡ると「足寄町」に入ります。「足寄」だけに足裏をあしらった(ぉ)カントリーサインでお出迎えです。北海道の自治体は「自衛隊」が基幹産業になっているところも少なくないのですが、足寄町もそういった自治体の一つなのでしょうか。
ラリー・ジャパン!
道東道の足寄区間は、現段階では足寄 IC が終点です。本別 JCT がハーフ JCT なので白糠・釧路方面に向かうことはできません。そして、IC への入口に、ひっそりとこんな看板が立っていたのでした。
はい。かつて日本で初めての WRC(世界ラリー選手権)イベントが十勝で開催されたんですよね。確か足寄にもコースが設定されていたと記憶しています。ラリー・ジャパンはその後いろいろありまして(誤魔化した!)、残念ながら 2010 年に札幌圏で開催されたのが最後になってしまっています。
重複区間と重複区間の交叉点
足寄 IC から、更に国道を北へと進みます。道の駅「あしょろ銀河ホール21」まで、あと 2 km となりました。足寄の市街地に入りました。上士幌に向かう国道が分岐しています。ここまでは国道 242 号と国道 274 号の重複区間でしたが、ここで国道 274 号とはお別れです。代わりに上士幌からやってきた国道 241 号と合流して北に向かうので、えーと、ここからは国道 241 号と国道 242 号の重複区間ということになりますね(実にややこしい)。
地図で見たら、まだ多少はわかりやすくなりますかね……?
(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿