2016年2月18日木曜日

冬の北海道の旅 (29) 「本別駅」

国道 242 号で本別町の中心地に向かいます。製糖工場のところの右カーブを抜けると、再びほぼまっすぐの道が続きます。随分と先に道東自動車道(足寄線)が見えてきました。
道東自動車道はこのあたりで釧路に向かう路線と北見に向かう路線が分岐します。現在はどちらも「道東自動車道」という名前が使われているようですが、ややこしいことこの上ないので、いずれは足寄線の名前が変更されるのだろうな……と勝手に想像しているのですが、いかがでしょうか。
それにしても、この高架橋、国鉄白糠線の跡のようにも見えちゃいますね(場所は全然違いますが)。

ランプウェイの立体交差

本別 IC は直前に交差した道東道(足寄線)ではなく、釧路に向かう道東道に設置されています。入口の手前に新たに情報表示板が設置されるようですが、この時点では「試験中」になっていました。
また、前方に見えるのは道東道そのものではなくて、道東道の本別 IC に向かうランプウェイです。わざわざ立体交差になっている理由が良くわからなかったのですが、この写真をよーく見ると橋の下の右側にスペースが空いているのがわかります。

実は、国道 242 号の右側に北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(長いぞ)が走っていたのですね。国道だけであれば立体交差にする必要は無かったのでしょうが、鉄道があったのでわざわざ立体交差にしたのではないか、と思われるのです。
道東道の本別 IC は上下線どちらからも利用できる「フル IC」なのですが、西側の本別 JCT が現時点では帯広・池田方面からしか利用できない「ハーフ JCT」のままになっています(フル JCT 化の用地確保はできているようですが)。そのため、本別 IC から足寄 IC には(現時点では)向かうことができません。

本別町の中心地へ

本別 IC を過ぎたところで、国道 242 号は(道内の国道にしては)急な左カーブを曲がります。中央分離帯も設置されていないので、凍結時は割と怖いスポットなのではないでしょうか。右側に「日本一の豆の町 本別町」の看板が見えていたのですが、残念ながら少し切れてしまっています。
本別町の中心地にやってきました。ガソリンスタンドやカーディーラーなどが立ち並んでいます。割と都会な感じですね(どういう基準なんだか)。
などと思っているうちに、昔からの街? のほうに入ってきました。駅があったところに近づいているようですね。間に「100m」という文字が入った青看板が珍しいですね。

本 別 駅

その、100m 先の交叉点にやってきました。
信号の横には、なんと……
「本 別 駅」の文字が。鉄道の駅は無くなってしまいましたが、今でも交叉点の名前は「本別駅」なんですねぇ。いつまでもこのままの名前で残って欲しいものです。

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