2016年1月6日水曜日

冬の北海道の旅 (3) 「真冬の苫小牧にて」

苫小牧港フェリーターミナルを離れて、まずは苫小牧南部を東西に貫く「臨海北通」に向かいます。ターミナル内の道路はシャーベット状の雪にまみれていましたが……
積雪はすぐに中央線部分を残すだけになりました。
片側 4 車線と、道内の道路の中でも屈指の広さを誇る「臨海北通」にやってきました。路面にはほとんど雪が見えませんね。
外気温センサーによると、外は予報通り 1 ℃ とのこと。じゅーぶん寒いのですが、氷点下では無い時点で北海道基準では「あったかい」のかもしれません。

あらこんなところに北海道曹達

右側の車線を走っていたところ、間違えて右折車線に紛れ込んでしまいました。信号待ちの間にふと右手を眺めたところ……
あら、こんなところに北海道曹達の看板が。本社は苫小牧(沼ノ端)にあったんですね。

北海道曹達」は、在野のアイヌ語地名研究家として有名だった山田秀三さんが社長を務めていた会社です。

苫小牧東部国家石油備蓄基地

うっかりミスで道道 259 号「臨海北通」を離れてしまったのですが、その後日高道方面に進んでいたところ、いつの間にか道道 259 号に戻っていました(比較的最近に追加指定された区間のようです)。
地図を見た限りでは、この辺り一帯は「北海道石油共同備蓄基地」「苫小牧東部石油備蓄基地」らしいのですが、石油タンクらしいものは見えないですね……。

大人の事情?

厚真町に入ります。国土地理院の地形図で見た限りでは、この辺りの苫小牧市と厚真町の境界は未定のままのようですね。下手に境界を決めてしまうと備蓄基地からの税収の配分で揉めたりするからでしょうか……?(下衆の勘繰り)

ある筈の無い IC に突っ込む(汗)

道道 259 号をそのまま東に向かっていたところ、苫小牧東部工業基地のあたりを通っていた国道 235 号と日高自動車道が、ちょうど海沿いに向かって南下するところで合流することができました。

(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
前方の青看板には、どこにも「日高道」の文字が無いのですが、何を勘違いしたのか前方に日高道の IC があると思い……
直進してしまいました。もちろんどこにも入り口などある筈がありません。

道道の指定を外れた道路(町道かも?)は、完全に真っ白な状態になっていました。
いやー、いきなり図らずも本格的な雪道に迷い込んでしまいました(汗)。でも最近のスタッドレスは優秀ですね。急制動・急加速でもしない限りはふつーの路面と大差ない感じでグリップしてくれます。もちろん過信は禁物ですが、過度に緊張しなくても良さそうな感じがしてきました(昔、雪道でスリップして死にかけたことがあるもので……(汗))。

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