えー、まずはこちらからご覧頂きましょう。ロイヤルスイートの「居室」です。
ラウンドテーブルの上には、最初からいくつか物が置かれていたのですが……
テレビのリモコンと、そしてお風呂でも見かけたこちらのオブジェと……
こちらの "Welcome Aboard" 「ようこそ!『きそ』へ」と題されたカードが置かれていたのですね。
中を開けてみると……。「このたびはご乗船いただきましてありがとうございます。『きそ』の船旅を心ゆくまでお楽しみください。」というメッセージと、「きそ」の船長さんのサインが。
そして右側には、どこかで見かけたタッチのイラストが……
(例によってピントが合ってないですね。本当に申し訳ありません)
あれ、この画風って……
この画風、どこかで目にしたなぁ……と思っていたのですが、ようやく思い出しました。そう、トリスのおじさんじゃないですか!?アンクルトリスのイラストを描いていた柳原良平さんは、残念ながら今年の 8/17 にお亡くなりになっていました。ということは、フェリーに乗船していた時は、まだご存命だったことになりますね。
「アンクルトリス」の産みの親として、また無類の船好きとしても知られる。
(Wikipedia 日本語版「柳原良平」より引用)
ふむふむ。商船三井、佐渡汽船、太平洋フェリー、東海汽船の海運各社から名誉船長の称号を贈られている。
(Wikipedia 日本語版「柳原良平」より引用)
ほわー。船好きというか、フェリー好きでいらっしゃったのでしょうか。なるほど、そんな桑原さんのイラストが添えてあったというのも、なかなか風流なことだったのですね。いやー、乗船中にこのことに気づいておけば、もう少しちゃんと写真も撮影していたのに……惜しいことをしました。船室からフロントビュー!
フェリーは、波高い冬の太平洋を順調に北へと向かいます。ちょいと引いたアングルからはこんな感じです。新日本海フェリーも商船三井フェリーも、客室からの前面展望は無かっただけに、これはちょっとポイント高いですよね。
ただ、「前方に客室がある」ということはピッチングの影響が大きくなるという副作用もあるのです(新日本海フェリーのスイートが船体中央部にあるのは、荒れた海を航行することが多いのも理由の一つかな、と推測しています)。船酔いしやすい人は注意したほうがいいかもです。
まもなく仙台入港
名古屋発苫小牧行きフェリーの仙台入港は 16:40 の予定ですが、早くも 1 時間前から室内のテレビでは「まもなく入港致します」との画像が流れ始めました。16 時を過ぎた頃には、もう前方に仙台港の設備が見えてきました。
ピアニストの野々山さんの話によると、仙台港への入港は操船がかなり難しいとのことで、場合によっては艀船の出番があるのではないかとのこと。今まではあまり気にしたことが無かったのですが、実はフェリーは入港時が一番面白いのかも知れませんね。
「太平洋フェリー『きそ』ロイヤルスイート乗船記」、過去の記事はこちらからどうぞ。
2015/12/10(はじめに)
2015/12/11(名古屋港 FT 編)
2015/12/12(乗船待ち編)
2015/12/13(ようやく乗船編)
2015/12/14(車両甲板から客室へ)
2015/12/15(居室編)
2015/12/16(寝室編)
2015/12/17(バーカウンター編)
2015/12/18(おトイレ編)
2015/12/19(お夕食編)
2015/12/20(プロムナード編)
2015/12/21(船上のピアニスト編)
2015/12/22(船内ブラブラ編)
2015/12/23(船内うろうろ編)
2015/12/24(無重力マッサージ編)
2015/12/25(朝食編)
2015/12/26(昼食編)
2015/12/27(お風呂編)
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