2015年12月3日木曜日

日本最長路線バスの旅(番外編)#12 「駅前に、役場と AEON と発電所」

阿曽駅を出発して、国道 42 号と入れ違いになる形で大内山川(改めて思うのですが、山なのか川なのかややこしいですよね)を渡ってしばらくすると「滝原駅」です。
小ぶりながらも立派な駅舎もあります。丸い石を積んだ低めのホームが歴史を感じさせますね。
滝原駅の北東には道の駅があるのですが、道の駅のすぐ近くに「瀧原宮」があります。瀧原宮は内宮(皇大神宮)の別宮らしいのですが、一説によれば「瀧原宮」は「内宮」のベータ版だったのでは無いかとのこと。かなり歴史の古い神社のようです。

ちなみに、紀勢自動車道は西側の山をかなり長い「菅合トンネル」で通り抜けています。まるで瀧原宮を憚るかのようで面白いですね。

駅前に、役場と AEON と発電所

紀勢本線は紀勢自動車道の「大宮大台 IC」の下をくぐって、次の「三瀬谷駅」に向かいます。間もなく駅に到着しようかとしたその時、左手に……
ダムが見えてきました(汗)。三瀬谷駅は大台町の中心駅で、特急停車駅でもあり、駅前(駅裏かも)には MaxValu もあるのですが、その一方で駅のすぐ近くに水力発電所もあったりします。

三瀬谷駅も、1925 年の路線開通と同時に開業した歴史の古い駅です。
そして、駅のすぐ近くには MaxValu も見えますね。国道 42 号線が近くを通っているので、やはり自動車の客を目当てにした立地なのでしょうけど。

紀勢宮川橋

三瀬谷駅を発車すると、前方右に紀勢自動車道の橋が見えてきました。
これまたなかなか美しい造形の橋ですよね。この橋は宮川(先ほどのダムがあった川で、大内山川と合流している)にかかる「紀勢宮川橋」とのこと。シンプルな構造にも見えますが、逆に整った美しさがありますよね。

大台町三つ目の駅

伊勢では指折りの大河である「宮川」の左岸を、国道 42 号線と紀勢本線が並んで走ります。三瀬谷駅から 7.1 km ほど走って、大台町内で三つ目の駅となる「川添駅」に到着しました。この駅も交換設備のある駅ですね。
気がつけばもうすぐ 19 時になろうかとしています。さすが 6 月だけあって日が長いですね……!

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