ただ、それも「何たる偶然……!!」と言うほどでも無くて、4 室あるスイートルームのうち既に 3 室に当たったことがあるという時点で、「ま、可能性あるよね」という話だったのでした。
新日本海フェリーの「スイートルーム」を利用するのは、この時が通算 4 回目だったのですが、4 回とも「はまなす」に当たっているのですよね。「はまなす」は「あかしあ」の僚船で、通常は小樽-舞鶴航路に就航しているのですが、稀に苫小牧東-敦賀航路を担当することがあります。ところが私の場合、「はまなす」を利用した 4 回中 3 回が「苫小牧東-敦賀航路」での利用なのですね。GW の利用が多いとは言え、これって結構な偶然のような気がします。
そんなわけで、同じ船、同じ部屋でもう一回乗船記を書いてみようという話になりました。少しでもお役に立てる内容になれば幸いです。
まずは案内所へ
新日本海フェリーの関西(直行)航路には、「あかしあ」「はまなす」「すずらん」「すいせん」の 4 隻が運行されていますが、建造年次が新しい「すずらん」と「すいせん」はカードキーで、「あかしあ」と「はまなす」は昔ながらのシリンダーキーです。そのため、個室利用者は、まず 4 甲板中央部にある「案内所」に向かうことになります。「すずらん」と「すいせん」の場合は、事前にフェリーターミナルでカードキーの発行ができた、かもしれません(ちと記憶があやふや)。ルームキーの受け取りには「乗船券」または「e乗船券お客様控」が必要です。事前に用意しておくと手続きがスムースに進みます。
「グリル」での食事を予約している場合は、ルームキーの受け取りと合わせて食事時間の確認が入ります。朝食が 8:30、昼食が 12:00、そして夕食が 18:00 の場合が多いですが、昼食と夕食は 30 分ほど遅い時間で指定される場合もあります(北行きは少しゆっくりかもしれません)。
予約時間が記された紙を受け取ります。時間になれば、この紙を持って「グリル」に向かうことになります。
荷物片手にスイートルームへ
「スイートルーム」や「デラックスツイン」は 2 フロア上の 6 甲板にあります。荷物片手に階段を登っても良いのですが、エレベーターもあるのでそれを待ったほうが無難です。今回の部屋「004 Scorpio」は左舷にあります。エレベーターの出口は進行方向と逆向きなので、右に曲がって左舷に向かいます(ややこしい)。船首のほうに向かって行くと、途中に二つだけ色の違うドアがあります。
「004 Scorpio」と書かれたドアを開けて、中に入ります。
寛ぎの空間
右(進行方向前方)に行くと、デスクと荷物置き場があります。そして、デスクの左はベッドルームです。
そのまま左にグルっと回っていくと、これまた十分に広いリビングがあります。
これから約 20 時間の船旅ですが、この空間はかなり寛げそうですよね(^^)。
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿