禁断の「求愛の絵」
「釧路市立博物館」のミュージアムショップ(受付)の前で見かけたのが、こちらの「千円札の図柄となったタンチョウの写真」というパネルでした。内容を抜粋しますと、タンチョウの写真集を出されていた方のもとに、大蔵省印刷局の工芸官の人から「工芸官の技術向上のためにタンチョウの求愛の絵を描いてみた」という連絡があったのだとか。ところが、描かれていたのはどちらも雄のタンチョウだったのだそうです。
そのため、絵に合うような雌のタンチョウの写真を提供したところ、それをベースに無事絵が完成したのだとか。そして、その絵が千円札の図柄になったとのこと。
なるほど、言われてみれば確かに「次のお札のデザインをしている途中なんですが」とは言えないですよね(笑)。ただ、事前にこっそりと原作者にチェックをお願いしたことで、雄のタンチョウ同士の「求愛の絵」がお札に描かれることが回避できたのでした。
現在の千円札はターバン……じゃなくて野口英世ですが、残念ながらもうタンチョウの姿は見られないようです。もし手元に夏目漱石の千円札をお持ちでしたら、一度タンチョウの姿を見てあげてください。
石炭いろいろ
さて、博物館のミュージアムショップでは色々とおみやげを販売しているのですが、商品の横にいきなりこんなものが陳列されていました。「太平洋の海底炭」とあります。なるほど、こんな石炭が採れるのですねぇ。「(暖房用中塊炭)」とあるので、暖房用に使用されるものなのでしょうか。石炭も場所によってカロリー価が違うとかで、それぞれ適性があるらしいですね。
「予告」
「博物館からのおしらせ」が掲示されています。様々なイベントの掲示がある中で、中にはこんなものも。
こういうセンスは嫌いじゃないですね。さて、次はどんな企画が予定されているのでしょうか。
キケンなのでけっしてさわらないでください
エントランスにはマンモスの骨格が飾られていましたが、端のほうにはヒグマの剥製も。もちろん剥製なので人を襲うことは無いのですが、「キケンなのでけっしてさわらないでください。」との注意書きが。まぁ、台座から剥がれたりしたら確かに危険ですからね。
真横から見てみると、どこぞの自動車メーカーのマークのように見えなくもない……ことも無いか(汗)。
あれ……?
こちらは他館でのイベント情報でしょうか。釧路市のものを中心に、帯広市や網走市のものもありますね。学術的なイベントが並ぶ中……ひとつだけ毛色の違う掲示が。ガッツだぜ!!(再掲)
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