何やら妙な看板が
中標津を後にして、今度こそ釧路に向かいます。国道 272 号を南西に走って、別海町の上春別にやってきました。右に曲がると計根別で、左に曲がると中西別ですね。ではここで問題です。本日の記事の中で「べつ」は何回出てきたでしょう?こんな一直線の道路でも、集落の前後は 50 km/h 規制(あるいはもっと低い場合も)になるんですよね。幸い、上春別の場合は程なく 50 km/h 規制が解除されたのですが……。
何やら妙な看板が見えますね。
あ、もちろんこの看板のことですけどね。:-)
防風林の中のクレスト
基本的には一直線の道路なのですが、やや上り坂のいわゆる「クレスト」状態なんですよね。あ、「クレスト」というのは「先の見通せない起伏」を意味するラリー用語です。ですので、まっすぐな割には見通しは意外と良くなかったりします。牛の横断には注意したほうがいいのでしょうね。根釧台地が大規模に開拓されたのは昭和に入ってからでしょうか。別海のパイロットファームは国策としての大規模開拓でした。夢破れて内地に舞い戻った人も少なくなかったでしょうが、結果として原野は切り拓かれ、多くは農地や放牧地になったのでした。そして一部の森は意図的にそのままにされて、防風林・防雪林として残されています。
そんな林の中に「クレスト」の頂上があります。地図にするとこの辺ですね。
見たところ、どっちの方向にも対応可能に見えるのでご注意を……って、あれ? 何の話をしてるんだか(汗)。
スピードダウンで安全運転
林の中のクレストを抜けると、国道 272 号は 45 度ほど左にカーブします。カーブは割と急ですが、ちゃんとバンク角もついているので、それほど速度を落とすことなく曲がることができますね。「ポンオンネベツ川」に架かる「奔恩根別橋」を渡ります。pon-onne-pet は「小さな・長じた・川」といった感じでしょうか。
3 km ほど、まっすぐな道が続きます。
「春の行楽期 スピードダウンで 安全運転」なんて出ていますが、これだけの道路でこれだけ交通量が少ないと、ついアクセルを開けたくなる人も多いのではないでしょうか。
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