2015年4月27日月曜日

道東の旅 2013/春 (164) 「光らないひかりごけ」

前略、檻の中より

「ひかりごけ自生地」として知られる羅臼町の「マッカウス洞窟」の話題を続けます。落氷防止のために檻の中から見学するというシュールな話になっているのですが……
これだとさすがにあんまりなので、ちょっと頑張って接写してみました。
おお、これだと良い感じですね。ちなみに説明文の最後には次のようにあります。

なお、ひかりごけが輝いて見えるのは六月から十月までで、十二月から四月までは厚い氷の下に閉ざされています。
(マッカウス洞窟内の案内板から引用)
えーと、訪問したのは 5 月だったんですが、これはつまり……。決して「厚い氷の下」では無いけれど、輝いているわけでも無いという、つまり、この時期は単なるコケということですか(汗)。

単なるコケ見物

別の案内板もありました。「北海道指定 天然記念物 羅臼のひかりごけ」とありますね。
では、特に輝いているわけでもない単なるコケ(←ひどい)を見てみましょうか。
落下した水滴が凍ってしまって、見事な氷柱になっていますね。「逆つらら」といった感じでしょうか。

コケっぽいもの

おっ、これがもしかして……!
ぼーっと光っているような感じもしますが、多分気のせいでしょうね。まぁ、コケっぽいものが群生していたのは確かなようです。

檻の向こうには池や階段などが整備されているのですが、残念ながら近づくことはできず……。
氷の下にも緑色の何かが見えますね。これもコケかもしれません。

撤収!

この時は、まさかこの洞窟が後に立入禁止になるとは想像もしていなかったので、ささっと見物を済ませて車に戻ったのでした。今から考えれば実に惜しいことをしたものです。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿