門静駅
尾幌駅から 8 分ほど走ると、次の門静駅です。釧路から門静までは、ずっと海から離れた内陸部を通ってきましたが、門静から次の厚岸まではずっと海沿いを走ることになります。昼間であれば、こんな車窓が楽しめる区間です。
厚岸駅
おいしい牡蠣でお馴染みの厚岸に到着しました。予定では 19:19 に到着する筈でしたが、対向列車(5638D)の到着遅れによる発車遅延などで約 6 分遅れでした。釧路市と根室市の間の街と言えば、まず厚岸(人口約 1 万)、そして浜中(人口約 6 千)になろうかと思います。この二つの街の中では、厚岸のほうが釧路に近い(といっても 50 分ほどかかるのですが)ので、5639D のお客さんも結構厚岸で降りるんじゃないかな? という想像をしていたのですが……
実際には、高校生は沢山下車したのですが、その他のお客さんはそれほど下りませんでした。みんな根室まで行くのでしょうか……?
なお、先ほどの門静とこの厚岸は、いずれも 1917 年の路線開業時に設置された駅です。
糸魚沢駅
5639D は厚岸を 5 分ほど遅れて発車しました。ここからは厚岸湖沿いを北に向かい、その後は厚岸湖に注ぐ別寒辺牛(べかんべうし)川に沿って遡上してゆきます。昼間であれば、こんな車窓が楽しめる区間です(本日二度目)。
厚岸から糸魚沢までは 10.6 km をおよそ 11 分で走ります。うおっと、これまた本日二度目の警笛と急制動が! 今回も幸い接触には至らなかったようですが、乗っている客としても妙なスリルを味わえてしまいますね……(汗)。
糸魚沢駅の南側には別寒辺牛湿原が広がっています。湿原の中の川は「チライカリベツ川」と言うのだそうです。イトウが釣れる川なんでしょうかね?(^^)
茶内駅
糸魚沢から 10 分ほど走ると、次の茶内駅です。このあたりも駅間が長いですね。かつて、この茶内駅から、浜中町営軌道が出ていたのだそうです。かつては道内各地にあった「殖民軌道」をルーツに持つ鉄道で、最後まで残った簡易軌道でした。
浜中駅
茶内から 6 分ほどで、次の浜中駅です。「浜中町」の「浜中駅」なので、街の中心地にある駅のように思えるのですが、実態は決してそうではありません。浜中町の中心地は海沿いの霧多布(きりたっぷ)のあたりで、茶内・浜中の両駅からも 7~8 km ほど離れています。ちなみに、浜中町と言えばモンキー・パンチさんの出身地です。ということで……
駅名標の横にルパン三世が隠れていたりします。ちょうど浜中駅は駅舎リフォーム工事中?だったのですが……
現場監督の方も、背中に妙な視線を感じて気が気でないのではないでしょうか(笑)。
姉別駅
ルパンが現場監督をしていた(違)浜中駅から 10 分ほどで、次の姉別駅です。国道から 4 km ほど離れていて、街の中心地である霧多布からも相当離れていることもあってか、駅前には小中学校や郵便局などもあり、割と賑わっている印象があります。浜中町には「駅のおかげで栄えた集落」が続いていますね。
今回使用した写真は、いずれも翌日に撮影したものです。
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