西帯広駅(K29)
大成を発車すると、すぐに緩やかな右カーブに差し掛かります。このカーブを曲がり終えると、しばらく真っ直ぐな線路が続きます(それほど長くは無いですが)。日本甜菜製糖専用線
窓の外に、線路の跡が見えてきました。実は、ちょうどカーブを曲がり終えたところに「日本甜菜製糖」の工場があるのですね。この工場から帯広の貨物駅まで、日本甜菜の子会社である「十勝鉄道」が貨物列車を運行していました。
残念ながら諸事情により、この「日本甜菜製糖専用線」での貨物列車の運行は 2012 年 5 月で終了となり、今はレールも外されてしまったようですが……
まだレールが残っているところもあるようですね。
次の西帯広駅が近づいてきました。踏切にもレールは残されていますが、線路を横切る形に簡単な構造の柵が設けられていますね。
駅舎
まもなく西帯広駅に停車しようかというところですが、我ながら見事なまでに中途半端なアングルですね……(汗)。線路の向こうに見えるのが、西帯広駅の駅舎です。駅舎とホームの間に見えるのが、日本甜菜製糖(と日鉱日石エネルギー)の貨物専用線ですね。
この駅舎と「西帯広」というネーミングから考えて、比較的最近になってできた駅かな? と思ったのですが……
実は、1907 年に「伏古駅」として開業して、1954 年に「西帯広駅」に改称された、すんごく歴史のある駅だったのでした。
謎の石積み
おや? この石積みは何でしょう……。ホームのように見えなくも無いのですが……その後もしばらく、貨物専用線とくっついたり少し離れたりしながら並走するのですが……
踏切には、このように貨物線側に柵が設けられてしまっています。
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