幾寅駅(T36)
というわけで、世間が健さんブームに沸き立つ前から「鉄道員(ぽっぽや)」モードが全開だった幌舞……じゃなくて「幾寅駅」ですが……あれっ? あんなところに気動車が止まっていますね。あのカラーリングは国鉄時代の、通称「タラコ色」あるいは「首都圏色」と呼ばれたものですよね。
でも、これは……。ちょっと今までに見たことのない形の車両のように思えます。何よりも窓の形が特徴的なんですが、こんな車両を今まで見たことがありません。
ところで、この車両、よーく見ると……
そう。まるで手品みたいに、車両の後ろ半分が綺麗に消え失せてしまっています。どうやら、車体の一部を切り取って静態保存しているみたいですね。
Wikipedia には、次のように記されていました。
また駅前には、映画内で「キハ12 23」として登場したキハ40 764号気動車(ぽっぽや号)の一部分(前頭部)が、2005年(平成17年)に廃車の後に設置・保存されている。
(Wikipedia 日本語版「幾寅駅」より引用)
はっはぁー、なるほど。なんか変な車両だなーと思ったのですが、この車両(キハ 40)の色を塗り替えた上に、運転台の窓と客室の窓を古風な形に見えるように改造してあったのですね。道理で今まで見たことがないわけです。落合駅(T37)
2429D は、幾寅駅を 11:57 に発車して、次の落合駅に向かいます。空知川沿いの僅かな平地も、しっかり畑として有効に活用されています。落合駅には 12:06 に到着しました。
ところが……出発時刻はなんと 12:21 です(!)。根室本線は単線ですから、対向列車とのすれ違いのために多少停車することはあるのですが、この区間はちと特殊な事情もあるので、停車時間が随分と長くなってしまったのでした。
15 分間の停車ということで、運転士さんも帽子を残してどこかへ消えてしまいました(笑)。
運転士さんも席を外すくらいですから、安心してホームに下りて写真撮影することができます。久しぶりに北海道らしい駅舎の登場ですね。
ホームに下りて 2429D の写真を撮影しているところに、ちょうど滝川行きの 2432D がやってきました(左の方にちょっとだけ写っています)。
なお、この写真は本日二度目の登場です。
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