2015年2月11日水曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

函館~根室 各駅停車の旅 (21) 「滝川・東滝川・赤平」

 

滝川駅(A21)

滝川発釧路行き、「最長普通列車」の 2429D が、滝川駅を発車しました。
根室本線は、少しの間、函館本線と並走しますが……
程なく右に向かって 90 度ほどカーブして、函館本線とは離れてゆきます。
暫くの間、掘割の中を走りますが……
やがて車窓には色鮮やかな木々の姿が。
この辺りでは米作も行われているようですが、さすがにもう稲刈りは終わっていました。

一ノ坂信号場(廃止)

かつて、滝川と東滝川の間のちょうど中間地点に「一ノ坂信号場」という信号場があったらしいのですが、1982 年に廃止されています。1981 年に石勝線が開通した後は、優等列車がこの区間を通ることはなくなったので、列車同士のすれ違いを行う場所の統廃合が行われたということなのでしょうね。

東滝川駅(T22)

滝川を出発してから約 8 分後、東滝川に到着です。駅ナンバリングのプレフィックスが "T" に変わりましたが、これは Takikawa の "T" なのだそうです。

ホームは反対側だったようで、こんな写真しか撮れませんでした(汗)。
東滝川で、富良野から滝川に向かう快速列車がすれ違うのを待ちます。5 分ほど待った後、次の赤平に向かって出発します。

幌岡信号場(廃止)

東滝川と赤平の間にも信号場があったそうです。一ノ坂信号場の開設に遅れること 1 年の 1962 年に設置され、1982 年に一ノ坂信号場と同時に廃止されています。

赤平駅(T23)

東滝川から 7 分ほどで、次の赤平(あかびら)に到着です。ホームは進行方向左側にあるのですが……うわっ!
改札口のガラスドアが二重構造になっている……のは理解できるのですが、この重厚感のある巨大な建物は……!
ふむ、この 6 階建ての駅舎は「赤平市交流センターみらい」と建物を共有しているのだそうで。ローカル線の委託駅にはたまーにある構造なんですが、それにしても建物が立派で驚いてしまいました。

赤平は、歌志内や芦別と同様に炭鉱で名を馳せた街でした。炭鉱が閉山されてからはかつての勢いを取り戻すすべもないようにも思われますが、駅も街も健在なのはいいことですよね。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事