本石倉駅(H59)
石谷駅を発車すると、5 分ほどで次の本石倉駅に到着です。この駅は、もともとは 1944 年に信号場として開設されたのが始まりで、1948 年に仮乗降場に昇格。ところが 1964 年に旅客扱いが廃止されて信号場に逆戻りしてから、1973 年に再度仮乗降場に復帰したという珍しい経歴の持ち主のようです。石倉駅(H58)
本石倉駅が廃止されたり再開されたりという歴史を辿った理由の一端が、すぐそばに存在する石倉駅にあったのかも知れません。本石倉から石倉までは 2~3 分で到着してしまいます。この駅舎は 1988 年に改築されたものだそうですが、あまり北海道らしくない感じがしますね。
石倉を出てすぐのところで、八雲町に入ります。八雲町に入ってからも、函館本線は海沿いを走り続けます。随分と外も暗くなってきました。
落部駅(H57)
約 5 分で、落部駅に到着です。落部(おとしべ)は……あっ、「音標」と読みが同じですね。それはさておき、この界隈ではそれなりに大きな集落があります。現在は八雲町ですが、かつては独立した町だったのだろうなと思わせます。
落部村と八雲町が合併したのは 1957 年とのこと。意外と古い話だったのですね。
トタン屋根に落雪ストッパーがついた駅舎が改築されたのは 1991 年とのこと。今回は赤い屋根では無いですね。
野田生駅(H56)
野田*追*川の近くにある野田*生*集落の最寄り駅です。かつては「野田追」という駅名で、1959 年に現在の「野田生」に改称したとのこと。このあたりは野田追川の河口部に開けた土地なのですが、漁港と少し離れているからか、駅舎はコンパクトなものになっていますね。
山越駅(H55)
野田生から 4 分ほどで、次の山越(やまこし)駅に到着です。落部・野田生・山越と、アイヌ語に由来する駅名が続き始めました。駅舎が純和風の関所のような作りになっているのが目を惹きます。
八雲駅(H54)
函館発長万部行きの 2843D は、2 時間 24 分かけて八雲までやってきました。ここから終点の長万部までは、7 駅・37 分の道のりです。
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