2014年12月16日火曜日

道東の旅 2013/春 (143) 「萌系地名」

萌系地名

羅臼町の「幌萌町」(ほろもえ──)にやってきました。道内各所にあるようで、実は意外と少ない「萌系」の地名です。羅臼市街まではあと 14 km。着実に前進していますね。
国道 335 号は一面の原野をゆく……ように見えたのですが、なんとバス停を発見。幌萌町もご多分に漏れず集落は海沿いにあったのでした。海抜にして約 30 m ほど下がったところにあります。

シェルター……ですか

間もなく、前方にトンネルが見えてきました。道路情報表示板もありますね。
拡大すると……ふむ。「シェルター内 路面凍結の おそれ 通行注意」とありますね。どうやらこの先にあるのは、トンネルでは無くて「シェルター」のようです。

茶志別スノーシェルター

予告の通り、トンネルではなく純粋なシェルターでした。ただし稚内や猿払にあるような「パーキングシェルター」ではなく、単純に道路を雪と風から守るためのシェルターのようです。
シェルター入り口の上部に 11 枚の銘板が並んでいます。「茶志別スノーシェルター」と言うのですね。
トンネルでは無いので、明かり取りの窓が並んでいて、暗く感じることはあまりありません。

「オンコ」は「イチイ」の方言

シェルターを抜けると十字路がありました。左折すると「オンコ公園」という公園があるようですが、どうやらこれが国道の旧道だったようです。

「オンコ」は「イチイ」のことですね。ちなみに「オンコ」は東北・北海道の方言で、アイヌ語では無いようです。
幌萌川に架かる「幌萌橋」の先に、次のシェルターが見えてきました。

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