2014年9月19日金曜日

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道東の旅 2013/春 (88) 「謎の『跨線橋のようなもの』」

 

けろち

旧・国鉄湧網線の計呂地駅跡にある「計呂地交通公園」の話題を続けます。
駅名標を見ると、西隣が「芭露駅」で東隣が「床丹駅」だったようですが、実際にはそれぞれの駅の間に「志撫子仮乗降場」「浜床丹仮乗降場」があったようです(駅名標には仮乗降場の名前を入れないのが国鉄時代のルールだったようですね)。

ホームからの眺め

さて、既述の通り、計呂地交通公園には C58 139 号機と旧型客車 2 両が保存されています。中でも C58 には立派な上屋まで用意されています。
C58 の前を渡って、ホームに登ってみました。
C58 が停まっている線路とは別に、もう一本線路がありました。計呂地駅は、すれ違いが可能な構造だったようですね。二本の(レールとしては四本ですけどね)線路がどこまで続いているのかと見てみれば……
思った以上に手前で切れていました。まぁ、これは仕方がないですね。

運転席を見るには管理人さんに連絡を

ホームから C58 を眺めてみると……
塗装はしっかりしていますが、やはり(多少ではありますが)錆も浮いてきているようですね。そして運転席のドアに何か貼ってあるのですが……
ふむ。運転席を見たいのであれば管理人さんに連絡すれば良さそうな感じです。

謎の「跨線橋のようなもの」

ところで、すんごく謎なのがこの「計呂地交通公園」の構造でして……。計呂地駅は島式のホームが一本ある形なので、ホームに向かうには線路を渡らないといけません。というわけで、「計呂地交通公園」には跨線橋があるのですが……
えー……(汗)。これ、どう見ても下を列車が通れないですよね。別アングルからもう一枚どうぞ。
はい。明らかに C58 の上部が隠れてしまっています(汗)。つまり、この「跨線橋のようなもの」は、明らかに国鉄湧網線が廃止された後で作られたものと考えられるのですが……なんでこんなものを作っちゃったんでしょうか。どう見てもバリアフリーでは無いですし、屋根のある通路が必要だったとしても、こんな中途半端な高さにする必要は無かったと思うんですよね。とっても謎です。

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