2014年5月23日金曜日

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道東の旅 2013/春 (4) 「大原野 IC の謎な立地」

 

大原野 IC

このまま京都縦貫道をまっすぐ進むと亀岡・園部を経由して舞鶴に向かってしまうので、大原野 IC(南向きのみのハーフインターチェンジ)で流出することにします。
大原野 IC の流出車線はトンネルの出口にあります。都市高速並みの難易度ですね。
出口レーンは 2 つしか無いのですが、これ、キャパは大丈夫なんでしょうか……(そのうち不足しそうな予感が)。
ここは斜面を掘り下げた堀割構造なので、拡幅も難しそうなんですよね。

大原野 IC の立地について考える

実のところ、大原野 IC は妙なところに立地しています。北西向きの沓掛 IC は国道 9 号線と直結しているのに、大原野 IC は国道 9 号から随分と離れた所に設置されました。
ただ、最終的には国道 9 号線に接続する道しか無いのが現状です。国道 9 号線の交通量過多は今に始まったことではないので、わざと IC を離れた所に設置したかったのか……とも思ったのですが、これまで存在しなかった名神高速から国道 9 号線へのルートが京都縦貫道という形で開通してしまうと、結果的に 9 号線の混雑が助長されるだけで、自殺行為でしかありません。いずれにせよ沓掛 IC から離れた所に大原野 IC を設置する意味は無いのに……と思っていたのですが、この地図を見て疑問は氷解しました。
(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
大原野 IC(地形図ではなんと「大野原 IC」になってますが)の出口から、まっすぐ東に新・久世橋通りを建設する構想があるのでしょうね。なるほど、これで合点がいきました。まぁ、それでも洛西から京都市内への道路のキャパは慢性的に不足しているわけで、名神高速道路の京都南 IC の代わりとしては使ってもらいたくないのだろうなぁ……という考えが、2 つしか無い出口レーンに見て取れたような気もしました。

やむなく国道 9 号へ

その久世橋通りの延伸部は、現在は影も形もないようで、国道 9 号線に向かうしかないのが現状です。左折して北上していくと……
沓掛 IC のすぐ近くに、国道 9 号線との交差点があります。
右に曲がると、昔ながらの国道 9 号線です。時間帯によっては混むんですよね、これが。

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