2014年5月14日水曜日

会津鉄道の旅、改め磐越西線の旅(その10)

題名がアレなままなのは仕様です……(汗)。

さて、新津行きの普通列車は、荻野駅を出発して尾登(おのぼり)駅に向かいます。途中で阿賀川を横断するのですが、
このあたりは水力発電所が多いので、ちょっとしたダム湖状態になっている所が多いですね。

年季の入った発電所

尾登の駅前には陽が差していましたが、思った以上に雪が残っていました。
尾登を出てすぐのところに発電所がありました。
「山郷発電所」と言うのだそうですが、なんともクラシックな感じがしますね。運用開始は昭和 18 年とのこと。ああ、やっぱり年季の入った施設だったのですね。

何がなんでも色違い

野沢駅に到着しました。ここは西会津町の中心地で、快速「SL ばんえつ物語」も停車します。
その野沢駅ですれ違った対向列車がこちらなんですが……
なんか、意地でも色違いにするぞっ! と意気込んでるようにすら思えてしまいますね(汗)。

高度成長への息吹

磐越西線は、蛇行する阿賀川に沿って走ります。野沢からは北に向きを変えて北野尻駅に向かいます。ちょうど田んぼの雪がまさに融けようかとしているところのようですね。
上野尻駅を出たところの阿賀川にも発電所がありました。「上野尻発電所」です。
この発電所は昭和 33 年に運用開始だそうです。そう言われてみると高度成長への息吹が感じられるような感じられないような……(どっちだ)。

敢えて違いを挙げるなら、金属類の使い方がちょっと違うのかもですね。

渓谷には線路だけ

「五月雨を──」は最上川ですが、水量の豊かさでは阿賀川も負けていませんね。ここは「銚子ノ口」と地形図に書かれているところでしょうか。豊かな水が岩肌をえぐり取っています。
ここから 2km ほどは、阿賀川に沿って走るのは JR 磐越西線だけ(道路はおろか、けもの道すら無い?)という凄いところです。いやいや、まだまだこんな所があるんですねぇ……。
(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)

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