2014年4月16日水曜日

秩父鉄道の旅(最終回)

羽生行きの電車に乗っていると、踏切待ちしているこんな車を発見。
幼稚園の送迎バスだったと思うのですが、屋根の上に煙突らしきものがあったりして……。これ、蒸気機関車を模しているんですよね。秩父鉄道でも週末を中心に蒸気機関車が牽引する「パレオエクスプレス」という臨時列車が走っていますが、昔も今も SL は子どもに人気なんだなぁ、と思わせます。

中よりのドアをご利用ください

さて、浦山口駅に到着しました。
浦山口駅と言えばこのステッカーですね。ホームが見えているのに開かないドアがあるのは何故でしょう?
浦山口駅の次は影森駅です。影森駅も、このステッカーの対象駅なんですが……
影森駅が見えてきました。反対側には京浜東北線カラーの電車が止まっていますね。元・国鉄 101 系電車が引退するのに合わせて、国鉄時代のカラーリングに戻したもののようでした。そして、このステッカーの話ですが……
よーく見ると、三峰口行きの青い電車はほぼ真っ直ぐ停車しているのに対して、これから羽生行きが向かおうとしている線路はかなり曲がっているのがわかります。

ドアを開けない理由

曲がったホームに停車すると、どうなるかと言いますと……
こうなるのですね。車両中央部のドア(黄色いドア)とホームの隙間はそれほどありませんが、両端部のドア(赤いドア)とホームの間には結構な隙間があります。足を踏み外してしまうと、車両とホームの間に転落しかねません。

こういった可能性があるので、一部の駅では一部のドアを開けないようにしているのだ……と理解しました。事故を未然に防ぐ素晴らしい取り組みだと思います。

もっとも、ドアカットしても乗降時間はさほど変わらないという事情もあるのでしょうが(汗)。

くまさんの謎

御花畑駅(芝桜駅)に戻ってきました。2 番線には思いっきり西武テイストの駅名標がありましたが、1 番線は秩父鉄道仕様です。
さて、ドアに貼られたもう一つのステッカーがありました。こちらなんですが……
これ、シャツを着たくまさん(だと思う)の絵ですよね。シャツは着ているのに、ズボンを穿いていないように見えるのですが……(かなりどうでもいい)。

次はオマエダ

御花畑や秩父あたりからは、高校生の乗車が多くなりました。従って写真は殆ど撮っていないのですが、その中でご紹介しておきたいのがこちら。
注目すべきは隣の駅名なのですが、「おまえだ」という名前です。ドアの上の電光掲示板に「次は オマエダ」と表示されるのが恐ろしい……というネタがありまして。残念ながら実物の撮影には失敗してしまったので、気になった方はどうぞググってみてください(笑)。

あ、「オマエダ」は「小前田」ですのでどうぞご安心を。

おしまい

秩父鉄道はご覧の通りのローカル線ですが、実は三峰口から羽生までは 71.7 km もあり、通しで乗車すると 2 時間近くかかります。羽生までしっかりと完乗した後、東武伊勢崎線に乗り換えて浅草まで戻ったのでした。

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