佐藤義則野球展示室
そんな中、こんなところに行ってきました。はい。もちろんスポーツショップではありません。オリックスのユニを着たマネキンが見守るこの場所は、「佐藤義則野球展示室」と言います。佐藤義則と言えば、阪急ブレーブス・オリックスブルーウェーブで背番号 11 をつけていた本格派の投手ですが、実はここ奥尻島の出身なのだとか。大学を卒業してから 22 年間のプロ生活で、数々の賞を受けているのですが、実はかなり豪放磊落な方だったのだとか。
ここには、そんな佐藤投手に纏わるもろもろが展示してあるのですが、「記念館」ではなくて「展示室」という名前も控えめで良いですよね。記事の切り抜きなどを読めば読むほど、佐藤義則さんの人となりがわかってきて、ますます好感度が上がることかと思います。
ちなみにこの「展示室」は無料で観覧できるのですが、やはり無料だけあってか中々メンテナンスも大変なようで、募金箱が設置されていました。はい、折角ここまで来たのですから、ほんの少しではありますが寄付いたしましたです。
奥尻島津波館
その後は、奥尻町青苗にある「奥尻島津波館」へ。ここは名前の通り、その津波が青苗地区を始め奥尻島全域に膨大な被害をもたらした、1993 年 7 月 12 日の「北海道南西沖地震」に関する展示がありました。1 階に展示室があって、地下にはシアターもあります。
この写真だけだと単なる明かり取り窓にしか見えないのですが、この小さな窓はそれぞれがステンドグラスになっています。そして、この窓の数は縦に 11 個、横に 18 個の合計 198 個で、この地震で行方不明または亡くなった方(奥尻島内)、198 名と合わせているのだそうです。
この「奥尻島津波館」は、とても舞台装置としての設計が見事ですので、皆様も是非一度足をお運びください。
……そしてセイコーマート
その後は奥尻島を縦走して、フェリーターミナルに戻ってきました。で、折角なので一度見ておきたかったのが……こちら。島に一つだけのコンビニ「セイコーマート」です。中は至ってふつーのセイコーマートなのですが、ちょうどお昼時だったからか、結構繁盛していましたねぇ~。
奥尻名物「ハイシャーベット」
ただ、そのセイコーマートでも買えなかったものがあったので、乗船手続きとあわせてフェリーターミナル 2 階のお土産屋さんへ。そこで入手したものがこちら。奥尻名物「ハイシャーベット」です。「氷菓・無果汁」とあるのに果肉が入っていると評判のこのシャーベット。なんだか懐かしい味がしました。
……初めて食べたんですけどね。
うにまる発見!
さて、奥尻島のマスコットキャラクターといえば……特産品の「ウニ」をあしらった(?)「うにまる」です。この「うにまる」くんはフェリーターミナルで来訪客の出迎えと乗船客の見送りをするのが日課なのですが、雨の日はお休みとのこと。ちょうど 15 時を過ぎたあたりから雨が小やみになったので、出てきてくれました。
せたな便のお客様がボーディングブリッジを下りてきました。
さすが「うにまる」、大人気です。
そして記念撮影まで。
ちなみに、この「うにまる」くん、最近出てきた「ゆるキャラ」ではなくて、奥尻のマスコットキャラクターになったのはなんと 1991 年とのこと。年季が入っていますね。素晴らしい。
さようなら奥尻
さて、そんな「うにまる」の人気ぶりを横目に、ここで奥尻を離れて、江差に向かいます。バックで入庫して……客室へと向かいます。江差までは 2 時間コースなので、帰りは「1 等ラウンジ」で。
「うにまる」くんに見送られつつ、奥尻を後にしたのでした。
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