2013年4月27日土曜日

「さんふらわあ ふらの」スイートルーム乗船記

では、ここからは、大洗(茨城県)と苫小牧(北海道)の間を結ぶ、商船三井フェリーの「さんふらわあ ふらの」号について……。
ご覧の通り、とても大きい船です。18:30 に出航予定の便で、船内への搭乗は 17 時頃……とのことでしたが、この日は滞りなく積み卸しが進んだのか、10 分ほど前倒しで船内へと誘導されました。
何故か「優先搭乗」の紙を持っていたので、エレベーター近くの区画へ案内されます。この仕組みはいいですよね。身体の不自由な方が甲板を歩くのは危険を伴いますし、何よりも歩く距離が少なくて済むのはお互いにとって良いことです。

駐車デッキ確認票

ちなみに、ここは「第 2 甲板」なのですが、事実上、一番下の階です。
巨大なショッピングモールの駐車場なんかで良く見かけるのですが、どこに車を停めたかわかるように、「駐車デッキ確認票」なるものも用意されています。こういったところは至れり尽くせり……というか、洗練された感じがします。

シンドラーのリフト

ホテルの「フロント」に相当する「案内所」は第 5 甲板にあります。ということで、ここからはエレベーターで第 5 甲板に向かいます。そのエレベータのスイッチが……こちらです。
うわー、これは何とも無骨な……。二昔前の老舗百貨店のエレベーターのような雰囲気がありますね。そして、このエレベーターなのですが、なんと、あのシンドラー社製のものです。というわけで……
「本船エレベーター安全性について」という掲示が貼り出されていました(汗)。ブレてしまって読みづらいので、本文を一部引用しますと……

1) 本船のエレベーターはシンドラー社製ですが、船舶仕様になっており、事故を起こしたエレベーターとは、機種が違います。
2) 年一回、メーカーサービス員による総合点検(安全装置作動テスト含む)を施行し、JG(国土交通省)検査官の検査を受けています。
 検査日 (2012年2月16日)
3) 月一回、本船乗組員(担当エンジニア)による点検を実施し安全性を確認しています。
 前回点検日 (2012年8月30日)

ふむふむ。まぁ、これだけ書かないと信用してもらえないというのも……。仕方が無いといえばその通りなんですけどね。

部屋までご案内!

さて。そんなエレベーターに乗って第 5 甲板にやってきました(汗)。案内所で部屋の鍵をもらって……
ついでに部屋に案内してもらいました。
部屋の扉に何やら書いてありますが、拡大すると……
ということです。いや、折角フェリーに乗るんだったら、一度くらいは「いい部屋」に乗っておきたいよね、ということで、後先考えずに奮発してしまいました……(汗)。

察しのいい方ならお気づきかもしれませんが、実は、「身体の不自由な方」と「スイートルームの船客」が優先搭乗の対象だったみたいです。スイート以外にも「デラックスルーム」という、一等相当(たぶん)の客室もあるのですが、デラックスが優先搭乗の対象だったかどうかは……覚えていません。

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