先行者……じゃなくて革新者
引き続き、ネバダ州はラスベガス市内にある「核実験博物館」の話題です。まずは……Innovators (革新者)と題されたコーナーを見ていきましょう。
これは……何でしょう。左の方には、なにやらロシア語で書かれた書物が展示してあります。
РАСЧЕТНАЯ ЛИНЕЙКА は、英語に訳すと Estimated Range とのこと。ОПИСАНИЕ И ПОРЯДОК ПОЛЬЗОВАНИЯ は Description and Terms of Use だそうで……あうあう。固有名詞ぢゃなかったですか(汗)。
後ろの表には РАДИАКТИВНОЕ とありますが、これは Radioactive だそうで。ЗАРАЖЕНИЕ は Infection(影響)とのこと。これらは Soviet Military Nuclear Bomb Effects Computer, c. 1950s との説明がありました。Computer というのはちとアレで、実体は Calculator (計算機)あたりが妥当かもしれませんね。
一つだけ毛色の違うものが
その右側には、何やら「星座早見盤」(古っ)のようなものがありますが……左のほうには Radiation Calculator とありますね。あ、これはまさに「計算機」ですが、「計算器」のほうがよりしっくり来るかも。円形のものは The Polhemus Celestial Navigataion Computer とのこと。説明文をよーく読むと「ジェット機の中で気泡六分儀とあわせて使う」とあるので、これは放射線とは一切関係の無い、単なる天測航法用の機械のようです。なーんか選択基準が良くわかりませんね。
発見と革新
さてさて、続きましては……Discovery and Innovation のコーナーがやってきました。さっきは Innovators で、今度は Discovery and Innovation とは……。なーんか、スコープがぎくしゃくしているようで、ちょっと据わりの悪さを感じますね。
ま、いっか(←
Herbert Earl Grier Jr. さん
Herbert E. Grier Discovery and Innovation Gallery と題された一角にやってきました。こんなコーナーが設けられるほどの人なのであれば、Wikipedia にページの一つや二つはあるだろう……と思っていたのですが甘かったです(汗)。いや、よーく探すとページの一つは見つかりました。ただ、なぜかポルトガル語だけだったりして……。何故にポルトガル語?
http://www.imdb.com/name/nm1040191/bio を見た限りでは、マンハッタン計画に参画して、「着火技術」の設計に貢献した……とありますね。「爆縮」あたりの話でしょうか。
これは……何でしょう。レーザー光で何かをしているように見えるのですが、何が何やらさっぱり……(汗)。この写真でピン!と来た方はコメントをお願いします(汗)。
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