2012年10月10日水曜日

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道東の旅 2011/春 (142) 「駅前の空き地」

 

落書きはやめましょう

「花咲線」こと「根室本線」にある「初田牛」(はったうし)駅の話題を続けます。無人駅なのをいいことに、待合室の壁に落書きがされていたりします。
何か音がするなぁ……と思って窓の外を見てみると……
なんと通過列車が。「花咲線」は、確か快速と普通列車しか走っていなかったと思うのですが、今のが快速列車だったのでしょうか。ピントがボケているのは、ドアを開ける間も無かった、ということです。

慌てて追いかけていきましたが、時既に遅し、という感じでしょうか。

幹線ではあるけれど

急行列車や特急列車が走るような路線でも無いので、レールもそんなに重そうなものではありません。枕木も昔懐かしい?木でできたものです。

駅前の空き地

そして、線路は一本しか無いのですが、ホームの反対側には空き地が広がっています。1978 年に撮影された航空写真(国土交通省 国土画像情報 カラー空中写真)を見てみると、少なくとも 1978 年の時点では、駅の向こう側はただの空き地だったようです。
(この写真は国土交通省 国土画像情報 をもとに作成されたものです)
ちょっと衝撃的な写真を一枚お目に入れましょう。
こちらなんですが、これは初田牛の駅舎から手前に停めた車を撮影したものです。鬱蒼とした……というのは言い過ぎかもしれませんが、道の両側に林ができています。ところが、1978 年の航空写真では、駅前には畑が広がっています(数本の木と防風林らしきものは確認できますが)。

普通に考えると、駅前で畑を耕していた人が離農してしまった、ということなんでしょうね。

JR 北海道の駅にはこれがないと!

初田牛駅に止まる列車は 1 日 9 本のみで、おそらくその大半(全て?)がワンマンカーなのでしょうね。
ホームは 1 本しかありませんが、列車の方向によって乗降口が異なります。
そして、JR 北海道の駅にはつきものの、サッポロビールの提供による駅名標です。

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