道道・初田牛厚床線
「北太平洋シーサイドライン」を西へと進みます。別当賀の次は「初田牛」(はったうし)です。駅に向かうには、いったん道道 142 号線を外れて、踏切を渡って道道 1127 号線に入ります。「初田牛厚床線」と書いてある通り、初田牛と厚床を結ぶ道道です。いやー、実にまっとうなネーミングですね。
初田牛駅へ
初田牛の駅に向かうには、踏切を渡ってすぐに左折(道道 1127 号線から抜ける)しないといけません。辛うじて舗装が残っている感じですが、かなりメンテナンスが疎かになっているようですね。駅に向かう道ではあるのですが、それだけ交通量も少ないということなのでしょう。
初田牛駅に到着
というわけで、初田牛駅に到着しました。今度は「車掌車」ではありません。ちゃんとした立派な駅舎です! ちょっと見づらいですが、左側に「はったうし」と平仮名で駅名が記されています。
ちなみに、ホームから見ると……
漢字で「初田牛駅」と書かれています。左側が乗降客用の待合室で、右側が駅員室のようです。
待合室の中
待合室の中に入ってみました。本来であれば、出札窓口になるのであろう窓があります。窓の向こうは駅員室の筈なのですが、カーテンで覆われてしまって中を窺うことはできません。
この「初田牛駅」もご多分に漏れず駅員無配置駅(いわゆる「無人駅」)のようで、何か質問があれば根室駅に問い合わせてね、と書いてあります。
営業時間変更のお知らせ
「営業時間変更のお知らせ」という掲示が貼ってありました。無人駅にも「営業時間」があるんだな……という素朴な疑問も湧いてくるわけですが、朝の 5:30 から営業開始で、これはいいとして、営業終了が夕方の 17:00 だそうです。いくらなんでもちょっと早すぎませんか? と思ったりもするのですが、
発車時刻表を見ると、影響が出るのは 19:50 の釧路行きと、20:12 の根室行きの 2 本だけのようです。というか、そもそも一日に上下あわせて 9 本しか列車が停車しないのですね。昨日ご紹介した「別当賀駅」もそうなのですが、このあたりは人家も殆ど無いため、どう考えても駅の利用者もほとんどいないのでは……と思わせます。
つづきます。
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