救護車?
「おっちし」こと根室市落石にて、その語源となった地形を一望した後、小高い丘から下っていったところ……おや? 右の方に何やら妙なものが見えます。近づいて見てみると……
どうやら国鉄の貨車のなれの果て……のようです。ただ、「救援車」のカラーリングというのはかなりレアなのでは無いかと……。
「救護車」とは
ちなみに、Wikipedia によると……地域や車輌個体等による差もあるが、おもに以下のような物を搭載していた。
- ジャッキ
- ガスバーナー
- 鋼材各種
- 枕木
- ロープ
- クレーン
- 投光器
(Wikipedia 日本語版「救援車」より引用)
ということなのだそうです。今は道路網が随分と発達したので、こういった「救援車」の出番は滅多に無いようですが、昔は併走する道路が存在しない路線も少なからずあったので、このような車両が万一のために準備されていたみたいです。突然の「海」
さて、丘から下りて集落に戻ってきました。右に曲がれば落石駅のほうに戻るのですが、ここは敢えて左に進んでみると……いきなり海でした。そのまま砂浜に下りられる構造です。
日本全国津々浦々
砂浜でスタックしても仕方が無いので、ここはおとなしく U ターンして、落石の中心部に戻ります。「落石郵便局」があります。さすがのユニバーサルサービスですね。
落葉松は寂しかりけり
「北太平洋シーサイドライン」に戻って、ふたたび「花咲線」こと「根室本線」を渡ります。「落葉松は寂しかりけり」と詠んだのは北原白秋だったでしょうか。
道内各所でおなじみの
いかにも北海道らしい道が続くのです……がっ!よーく見ると、右の方に……
エゾシカの一群が。はい、実は目の前の道をグループで横断していたのでした。慌てて減速して、その姿をカメラに収めたのがこちらの写真です。ヒグマはエサ不足で大変みたいですが、エゾシカは相変わらず元気ですね……。
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