2012年9月21日金曜日

道東の旅 2011/春 (129) 「トーサムポロ沼で協力を」

温根元(おんねもと)

納沙布岬から帯広まで、ひたすら西へと向かいます。
このあたりは、
温根元、という所のようです。どういう意味なんでしょうね。

トーサムポロ沼

さらに根室市街に向かって西に走っていると……
海が見えてきました。そして、
なにやら沼が見えてきました。どうやらここが「トーサムポロ沼」のようです。

由来が気になる「協力橋」

トーサムポロ沼は、沼とは言っても「汽水沼」のようなもので(たぶん)、沼が海と繋がっている部分に道路橋がかかっています。その橋の名は……
「協力橋」というのだとか。どんな由来があるのでしょうね。

密漁禁止!

この沼は、一見何の変哲も無い沼地に思えますが、
実は、大粒のアサリが獲れる「漁場」だったりします。当然ながら貴重な漁業財産なので、無許可で採捕してはいけません(密漁禁止)。

「チャシ」=「砦」

このあたりは、地図を見ると「根室半島チャシ跡群」と書いてあります。「チャシ」はアイヌ語で「砦」という意味なのですが、誰と戦うためのチャシだったのでしょう(沿岸警備隊でしょうか)。

「協力橋」からの景色

「協力橋」からオホーツク海のほうを望むと、
漁船が係留されています。温根元に立派な漁港があるので、ここに留めてある船は近場専用の小舟……といったところでしょうか。アサリを浚うのは身ひとつで沼に入っていたような記憶があるので(以前に TV で見たのです)。

というわけで、トーサムポロ沼を後にして、根室市街に戻りましょう。

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