はっしりー、だしたらぁー
根室半島にほど近い内海の汽水湖「風蓮湖」の北側に位置する「走古丹」(はしりこたん)にやってきました。なんでこんな所にやってきたのかと言えば、それは時間があm(ryというわけで、道道の終点(実は「起点」でした)が走古丹の漁港なのですが、ご覧の通り、網が山ほど置いてあります。この写真を撮影したのは(昨年の)5 月ですから、流氷のシーズンがすっかり終わって、これから短い?夏を迎えようとしている時期ですね。これらの網も、これからが出番といったところでしょうか?
野付半島と同様に、この風蓮湖の一帯も「ラムサール条約」で登録されている湿地です。つまり、「水鳥の楽園」でもあります。その証明……というわけでもないですが、
野鳥の姿を良く見かけます。クローズアップも。
カモメ、ですかね。
釣り人の皆さんへ(暗号ではない)
防潮堤には……えー、「釣り人の皆さんへ」というメッセージが書かれています。辛うじて解読できそうな雰囲気ですが……ちょっと何とかしたほうがいいかも。
鰊御殿は今も昔
こちらはちゃんとした看板です。「にしん釣り自粛のお願い」とありますね。北海道の各地に「鰊御殿」が立ち並んだのは明治から昭和にかけてのことでしょうか。当時は漁に出れば出ただけニシンが穫れる時代だったのですが、それは明らかに「乱獲」だったわけで、鰊の漁獲量は程なく減少の一途を辿っていった……という歴史があります。
秋田近海で獲れる「ハタハタ」も、乱獲が響いて一時は急激に漁獲量を減らしたと言われますが、丸三年ものあいだ完全に禁漁することで、漁獲量は回復傾向にあると言います。
魚類の需要は中国などの海外諸国でも増え続けているようで、乱獲で絶滅の危機にある種も少なくない……などと言った話もあります。なんとかして種の多様性を守っていきたいものですね。
しゅっぱーつ!
さ、では道道 475 号線(風蓮湖公園線)を起点から走り始めてみましょう。しゅっぱーつ!
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