越川にて
さてさて。知床に向かう前にわざわざ寄り道して、越川の地で目にしたものは……。こちらです。何やら前方に見えてきましたね。ここで U ターンするので、向かって右手の空き地?に車を入れます。
この石積みのアーチは、もちろん「凱旋門」では無くて……
「越川橋梁」という、鉄道橋の遺構です。
越川橋梁(こしかわきょうりょう)は、北海道斜里郡斜里町にあるコンクリート製の鉄道橋である。正式名称は第一幾品川橋梁(だいいちいくしながわきょうりょう)であるが、通称としての越川橋梁の方で呼ばれることが多く、登録有形文化財の登録にあたっても通称名が採用されている。
(Wikipedia 日本語版「越川橋梁」より引用)
ふむふむ。北海道のコンクリート製アーチ型の橋梁と言えば、糠平湖に沈む「タウシュベツ橋梁」(tat-us-pet)が有名ですが、この「越川橋梁」もそれに負けず劣らずの存在……ではないかと。まぁ、いろいろと曰くありげな橋でして。越川橋梁
まずは、位置関係のわかる写真から。という感じで、なぜか道路から見えるところには 1 径のアーチだけが残っている状態です。なぜこうなっているかと言いますと、
1973年、旧根北線のルートと並行して位置する国道244号の拡張工事のため、国道上の橋脚2本が撤去されたが、残りの部分は健在である。1998年に国の登録有形文化財に登録された。
(Wikipedia 日本語版「越川橋梁」より引用)
ということなのだそうです。まぁ、仕方が無いと言えば仕方が無いことですが、ちょっと勿体ない気もしますね。構図の敗北
さて。「健在」とされる「残りの部分」を見に行きましょう。道路を挟んで右側にあります。こちらです。うーん、我ながら失笑を禁じ得ないセンスの構図ですね(笑)。もうちょっとだけマシな写真がこちら。
見たところ、5 連のアーチが確認できそうです(実際には 6 連が健在のようです)。もともとは 10 連のアーチ橋だったそうですが、先ほど引用した通り、国道(まさに今走ってきた道ですね)を拡幅する際に 2 脚 3 連が失われています。
「きけん」です
違うアングルから見てみましょうもっと近くに寄って撮影してみたい気もあったのですが、
ということらしいので、これ以上近づくのは止めたほうがよさそうですね。
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿