長い上り坂を越えて、終点のナムトクへ
列車はまたしても、きつい上り勾配にさしかかりました。峠を越えたなー、と思っていると……あれ? なんか別の車両が見えてきました。
ん……と思って駅名標を見ると、
Nam Tok とあります。ついに終点のナムトクに到着したみたいです!
予定では、確か 12:35 に到着するはずだったのですが、時計は既に 12:58 でした。約 23 分遅れですねぇ。
既に 23 分遅れ
とりあえず、ナムトクに到着したのは良いのですが、これからは何があってもバンコクに戻らないといけません。列車が発車する予定時刻はわかっているのですが、既に 23 分遅れとなっているので一体どうなることやら……。というわけで、ホームを歩いていた車掌さんに聞いてみることにしました。
「何時に出発しますか?」
「13 時 5 分」
「13 時 5 分ですね。ありがとうございます」
どうやら、思った以上に時間に余裕が無いようです。
あ、ダンカン似のジュース売りのおじさんの姿も見えますね(笑)。
駅前の風景
ここナムトク駅から少し奥の方に行ったところに、サイヨーク滝という観光名所があるそうで、もしかしたらそこに向かうかもしれない観光バスの姿も見られました。あとは駅前に売店が何軒か。この辺の風景はすごく日本の観光地と似通っていますね。
……何故バレたんだろう
ホームを歩いていると、別の車掌さんに声をかけられました。「バンコクに戻るのなら、そこで切符を買ってください」
……なんでバンコクに戻るとバレたんだろう。それはそうと、車掌さんのナイスアシストもあり、切符を買いに行くことに。
窓口で 100 バーツを持って待っていたところ、中からお兄さんが出てきて、一言もしゃべらずにトンブリー行きの切符を渡してくれました。いや、確かにトンブリーに戻るんだけど、一言くらい声をかけてくれてもいいじゃないですか……。そりゃあタイ語はさっぱり分からないですけどね。
折り返し 258 列車
本当に 10 分弱で折り返しができるのかな? と思っていたのですが、機関車の付け替え作業はとても素早くて、もう 5 分後にはこの状態に。あとは連結するだけです。そんなわけで、暫定目標の 13 時 5 分には間に合わなかったものの、13 時 8 分に 258 列車は(13 分遅れで)ナムトク駅を発車しました。
さぁ、ここからは帰りの旅がスタートです。
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