サボ
ナムトク行きの列車がホームに入ってきたのを見て、ホームで待っていたお客さんが一斉に車内に向かいます。客車の真ん中あたりには、立派なサイドボードが。
小さくアルファベットで "THONBURI - NAMTOK" と書いてあるので、かろうじて意味を解することができます。
世界の鉄分から
せっかくなので機関車も見ておきましょう。ぱっと見はヨーロッパ風のデザインにも見えますが、果たしてどこで生産された機関車なのでしょうか。前からの写真も撮っておこう……と移動したところ、先ほど(昨日の記事参照)のアングロサクソンの老紳士が。
老紳士は写真を撮り終えた後のようで、いかにもご機嫌な風に「ここから撮れば逆光を避けられるね」と声をかけてきました。確かに、上の写真ではホーム部分は日陰になっていますが、もう少し距離をあけるとこの通り。
ギラギラした、眩しい日差しが眼に刺さります。
格好いい駅名標
タイ国鉄の駅には、ホームの両端にこのような駅名標が立てられています。このタイ式の駅名標は、日本の駅名標とは違って、進行方向に対して直角の向きに立てられています。そのため、駅を通過する際にも視認性が(比較的)高いのでありがたいです。
日本だと、新幹線の静岡駅とかで、ホームの端に「でか字」の看板がありますよね。あれと理屈は同じです。
また、白地に黒い字で、中央にタイ語の文字、その下に小さくアルファベットで左右は余白というレイアウトも素晴らしいですね。日本の駅にも導入してもらいたいくらいです。
ミステリアスな駅名標
一方、トンブリー駅にはこんな駅名標も。はい。これは日本式のものにそっくりですね。よーく見ると、"BANGKOK NOI" という文字の跡もうっすらと見えます。日本軍が進駐していたころの遺物である可能性もゼロでは無いのでしょうが、七十年も経過しているようにも見えないので、単なる偶然か、それともこまめに手直しして使い続けているのか……。
有料トイレ?
今回は、進行方向に向かって左側のシートをゲットしておきたいので、あまりのんびりしているヒマはありません。そろそろシートを確保しに戻りましょう。タイではトイレは "TOILET" なのですが……
おやおや。まるで番頭さんのような女性の姿が。未確認ですが、これは有料トイレかもしれませんね。
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