2012年3月28日水曜日

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道東の旅 2011/春 (28) 「春なのに~」

 

回る川の本筋

旭川紋別道の「上川層雲峡 IC」から先は、未踏のエリアです。さて、前方にトンネルが見えてきましたが、その手前に高架橋があるようです。
「チカリベツ橋」とありますね。カナ表記の下にはローマ字で "Chikaribetsu Bridge" とあります。……これは無いものねだりなんですが、アルファベット表記だけでもアイヌ語に復元してみたいものですね。Si-kari-pet みたいに。

カール・マルクスがこの辺のぬかるみで足を滑らして……

この先に見えるトンネルは「なかこしトンネル」と言うみたいです(……なんでひらがななんでしょうね。あ、「中越」だと「ちゅうえつ」と読まれてしまうからか)。長さは 3 km 以上ある、ちょっとした長大トンネルですね。
そして、そのトンネルのすぐ手前にも橋があって、
ご丁寧にも橋の名前が記されています。「トイマルクシュベツ橋」とありますね。気になる意味ですが、このあたりにはカール・マルクスが来日したとの伝承があって……(もちろんウソです)。

これは真剣な話ですが、おそらく元々は「トイマルクシュ」ではなくて「トイマクルシュ」ではないかと思います。どこかで誰かが転記ミスというのは良くある話です。

涙は……こぼれませんでしたが

さて、「なかこしトンネル」を抜けると……なにやら路側に雪が見えてきましたよ!!(春なのに~)
「なかこし」の次は「かみこし」です。
こちらは 1 km ちょいですから、それほど長いわけではありませんね。

Taki Inoue

「かみこしトンネル」を抜けると「浮島 IC」です。
ここからは、国道 273 号が北に延びていて、これまた 3 km 近いトンネルを抜けると「滝上町」です。むかーしむかし、国鉄渚滑線というローカル線が、「渚滑」から「北見滝ノ上」まで伸びていました。

「渚滑」もちょっと読めないですが、これで「しょこつ」と読みます。

そんなわけで、「浮島 滝上」の文字の下に "Ukishima Takinoue" と書いてあるのですが、これを見て某・元レーシングドライバー氏を思い出してしまったりして。

5 月の北海道は寒かった

「北見紋別道」には、ところどころに追い越し車線が用意されています。
なーんか、今にも雪が降りそうだなぁ……と思っていると、
げ! いつの間にか気温が 2 度まで下がっているではありませんか。さすが亜寒帯気候の山間部、5 月でもふつーに雪が降る(可能性がある)ってことなんですね……。

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