2012年2月29日水曜日

道東の旅 2011/春 (9) 「春雨じゃ、濡れてまいろう」

春雨じゃ、濡れてまいろう

さてさて。月形町にやってきました。この「月形」という地名は、北海道では珍しい「非アイヌ語地名」です。由来は後ほど……。
「サンクス」が見えます。北海道だからと言って、コンビニはローソンとセイコーマートしか無い……なんてことはありません。
そして、月形の中心部を抜けて、浦臼に向かおうとしたまさにその時!
いや、見えたのはこの景色なんですけどね。

やや珍名さん

浦臼に向かおうとしたまさにその時、視界に「珍名さん」が飛び込んできたので、
わざわざコンビニの駐車場にて車をターンさせ……。あ、5 月なのに残雪がありますね。

わざわざ車を停めた割には、車外で雨に濡れてまで写真を撮ろうという心がけは無く(←)、車の向きだけ変えて、運転席から写真を撮影していたりしました。
こちらなのですが、どこが「珍名さん」かと言えば……
「農場川」にかかる
「浮世橋」というところにグッと来まして。

で、駐車場の中で 1 分ほど変な向きで車を停めていたら、他の車から「なーにやっとんじゃ?」という視線を受けたので、そそくさと再び浦臼に向けて走り出したのでした。

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2012年2月28日火曜日

道東の旅 2011/春 (8) 「札沼線……あ、学園都市線か」

雨が降っていると……

当別の中心部に近づきましたが、このまま国道 275 号を北東に進みます。……おわっと!
雨が降っていると、こういうこともあります。新十津川まで 53 km と言いますから、1 時間と少しで着きそうですね。

札沼線……あ、学園都市線か

なにやら鉄道車両が見えてきました。駅のようですね。
JR 札沼線……あ、学園都市線?の「北海道医療大学駅」のようです。

札沼線と言えば、北海道の鉄道路線のなかでも数奇な運命を辿った路線……という印象が強いのですが、それはまたの機会に措くとしまして……。えーと、大半の列車が札幌から石狩当別までの運行で、石狩当別から先は数えるほどしか運行されていない、という風に思い込んでいたんですが、現状はどうやら違うみたいです。

まず、石狩当別の隣に、この「北海道医療大学」駅ができたおかげで、「石狩当別行き」の列車の半数近く?が「北海道医療大学行き」になっているようです。また、沿線の発展がめざましい札沼線……あ、学園都市線か……とは言っても、実情は石狩川の手前の札幌市域に留まっているところもあるようで、札幌発の列車の 4 割近くは、石狩川の手前の「あいの里公園」または「あいの里教育大」行きになっているようです。

長々ーと書きましたが、要は「札沼線は北海道医療大学駅を境にまったく性格が異なる」ということをご理解いただければ……ということです。ここから先は、一日八往復(区間運転含む)しか列車が運行されない「過疎路線」となります。

仏心でハンドルを

そして、当別から再び片側二車線だったのですが、
再び片側一車線に戻ります。とは言っても、このように
ところどころに「ゆずりゾーン」があるので、それほど苦労はしないんですけどね。

取締乙

対向車線側ですが、なにやら不穏なものも見えます。
これは月形町知来乙のあたりですね。地図だとこの辺です。


知来乙(ちらいおつ)があるからには知来甲は無いのか? などと考えてしまいますが、この「乙」はアイヌ語の ot のことだと思われるので、残念ながら「知来甲」という地名は無さそうな感じです。
国道 275 号線を月形に向けてひた走ります。右に曲がると新篠津村ですね。一度行ってみたいなーと思っているところの一つです。そしてこのまま直進すると「碧水」に向かいます。これも素敵な地名ですよねー。

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2012年2月27日月曜日

道東の旅 2011/春 (7) 「ランプウェイをランナウェイ(意味不明)」

ランプウェイをランナウェイ(意味不明)

国道 275 号線と国道 337 号線が立体交差する場所にやってきました。
すごく見通しのいい所なのに、看板がいくつもあったり、電光掲示板もあったりと、なんだか物々しい雰囲気です。

「(337)小樽・石狩方面 橋の手前を右折」と書いてありますね。
そして、またしても看板と交差点が。そう、よーく見てみると、ちょっと変わった構造をしています。多くの場合、ランプウェイつきの立体交差というのは、このような形をしています。


ですから、いわゆる「下道」を走っている車は、左に流入したい場合は「手前の交差点を左」に、右に流入したい場合は「奥の交差点を右」に行けば良いことになります。ところがですね、この先の交差点は……


てな形をしておりまして。右に流入したい場合は「奥の交差点を右」に行けば良いのは同じなのですが、左に流入したい場合は「ちと手前の交差点を」に行かないといけないのです。

というわけで、セオリーから外れた構造であるが故に、
「この先 左折 できません」とまで。

なんでこんな変な構造にしたのかなー、と疑問に思ったのですが、国道 337 号当別バイパスに流入しようとする車の数が、江別・札幌方面(南側)からよりも当別方面(北側)からのほうが明らかに多くなる、と踏んだのでしょうね。

このような構造にしておけば、当別から来た車は右折すること無くバイパスに流入することができます。合理的ではあるのですが、ちょっと変わった構造になってしまったが故に、北行車線には警告が並ぶことになってしまった、ということだと思います。

広くなったり狭くなったり

さて。片側二車線だった国道 275 号線も、いつしか……
片側一車線にデグレードしてしまいました。

当別にやってきました

程なく当別町の南のほうにある「栄町」に到着です。
まっすぐ行けば石狩当別の駅にたどり着くのですが、国道 275 号はここで右折なので、素直に右折することにします。
雪国仕様の信号機がお出迎えです。

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2012年2月26日日曜日

「日本奥地紀行」を読む (13) 東京・鉄道 (1878/5/24)

今日も引き続き 1878/5/24 付けの「第三信」を見ていきます。実は、この「第三信」には、「普及版」でカットされた部分は無いのですが、それもその筈……と思わせるほど、興味深い内容が凝縮されています。では、行きましょう。

関東平野

えーと、この「関東平野」のような、センテンスの題名についてなんですが、底本である「普及版」には記載が無くて、都度「イザベラ・バード『日本の未踏路』完全補遺」から拾ったものを合わせています。題名と文脈から「ここがこの小題に相当するだろう」とつき合わせて記しているのですが、もしかしたら間違いがあるかも知れません。

 切符は東京行きではなく、品川か新橋まで買う。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.38 より引用)
日本には「東京駅」「横浜駅」といった、都市の名を冠した駅が存在しますが、ヨーロッパではこういった例は稀だと聞きます。日本最古の鉄道の起点が「新橋駅」を名乗ったのは、いずれ北進して「東京駅」まで延伸する計画が当初からあったと記憶しているのですが……どうでしたっけ。

不思議なのは、イザベラが「東京駅」「横浜駅」というネーミングに違和感を憶えていないこと……と書き始めて、誤読の可能性に気づきました。たとえば、東京から大阪の「天王寺」に行きたい場合、「天王寺まで」の切符を買うわけではなく、「大阪市内」までの切符を買いますよね。イザベラも似たような考えだったのかも知れません。

ただ、現実問題として、横浜と東京の間であれば、今でも「きっぷは行先の駅まで正しくお求めください」なわけで……。ヨーロッパのインターシティだとどんな感じなんでしょうか。

品川に着くまでは、江戸はほとんど見えない。というのは、江戸には長い煙突がなく、煙を出すこともない。寺院も公共建築物も、めったに高いことはない。寺院は深い木立ちの中に隠れていることが多く、ふつうの家屋は、二〇フィートの高さに達することは稀である。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.38 より引用)
「江戸には長い煙突がなく」と言われて、「銭湯は……」などとバカなことを考えてしまいましたが、明治初期にはさすがに銭湯は殆ど無かったのでしょうか。

右手には青い海があり、台場を築いた島がある。大きな築山に囲まれた林の庭園もある。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.38 より引用)
これは……! もしかしたら浜松町あたりの描写でしょうかね。線路の向こうには砂浜しか無かったでしょうから台場も見えたでしょうし、「林の庭園」は「浜離宮」のことかな、などと想像します。

左手には広い街道があり、人力車(クルマ)の往来がはげしい。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.38 より引用)
これは「東海道」のことでしょうね。このあたりは、東海道が「国道 1 号」ではなくて「国道 15 号」になってしまっているのですが、これもいろいろと歴史的経緯があるようで興味深いです。

風変わりな姿

続いては「風変わりな姿」というセンテンスを見ていきましょう。

 合わせて四百の下駄の音は、私にとって初めて聞く音であった。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.38 より引用)
これは……! 私も聞いたことがありません。どんな感じなんでしょうか。耳に心地よいものなのか、あるいは生理的に受け付けられないものなのか……。あ、靴音といえば、今日は 2/26 ですね。

この人たちは下駄を履いているから三インチ背丈がのびるのだが、それでも五フィート七インチに達する男性や、五フィート二インチに達する女性は少なかった。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.38 より引用)
えーと、5 フィート 7 インチ ≒ 170 cm、5 フィート 2 インチ ≒ 157.5 cm です。そして、イザベラ曰く、下駄を履くと 7.62 cm 背が伸びるのだとか。

しかし、和服を着ているので、ずっと大きく見える。和服はまた、彼らの容姿の欠陥を隠している。やせて、黄色く、それでいて楽しそうな顔付きである。色彩に乏しく、くっきり目立たせる点もない。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.38 より引用)
洋服にはあまり肯定的では無かったイザベラですが、やはりというか、和服姿には肯定的だったようですね。「それでいて楽しそうな顔付きである」というのは、長く続いた江戸幕府による統治が終わり、日々めまぐるしく進歩していく世界に対する期待感のようなものもあったのでしょうか。

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2012年2月25日土曜日

「日本奥地紀行」を読む (12) 横浜・鉄道 (1878/5/24)

引き続き 1878/5/24 付けの「第三信」を見ていきます。

似合わぬ洋服

まずは「似合わぬ洋服」と題されたセンテンスから。

日本人は、西洋の服装をすると、とても小さく見える。どの服も合わない
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.37 より引用)
今では日本人の体格も随分と良くなりましたが、昭和初頭のあたりまではどうしてもアングロサクソンから見れば「一回り小柄」だったのは否めないところですね。これは栄養状態や気候によるところが大きいのだと思います。ただ、イザベラの文は事実(所感ですが)の列挙にとどめているところに好感が持てます。つまり、えーと、「似合わない」とは言うものの「やめなさい」とは言ってないところに、です。

日本人のみじめな体格、凹んだ胸部、がにまた足という国民的欠陥をいっそうひどくさせるだけである。顔に色つやがなく、髭を生やしていないので、男の年齢を判断することはほとんど不可能である。鉄道員はみな十七歳か十八歳の若者かと想像したが、実際は二十五歳から四十歳の人たちであった。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.37 より引用)
これはまた……。まぁ、見ての通りの酷い書かれようなのですが、それにしても「国民的欠陥」というのは何とも……(笑)。この「国民的欠陥」も、一世紀以上の年月を経て、それなりには改善されていると思いたいのですが、いかがでしょうか。

関東平野

続いては「関東平野」と題されたセンテンスを見てみましょう。

うららかな日で、英国の六月に似ていたが、少し暑かった。日本の春の誇りであるサクラ《野生のチェリー》やその同類は花を終わったが、すべてが新緑で、豊かに生長する美しさにあふれていた。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.37 より引用)
日本の「初夏」は、イザベラの目には概ね良い印象を残したようですね。

横浜のすぐ近辺の景色は美しい。切り立った森の岡があり、眺めのよい小さな谷間がある。しかし神奈川を過ぎると、広大な江戸平野(関東平野)に入る。これは北から南まで九〇マイルあるといわれる。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.37 より引用)
現代の「横浜駅」の位置を考えると少々違和感を憶える文ですが、イザベラの言う「横浜」は、本牧の北に広がる「山手」の部分を指しているのだと考えれば違和感は氷解します。「眺めの良い小さな谷間」は、もしかしたら今の「戸部」や「平沼橋」のあたりのことでしょうか。

汽車から見渡す限り、寸尺の土地も鍬を用いて熱心に耕されている。その大部分は米作のため灌漑されており、水流も豊富である。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.37 より引用)
今では見る影もありませんが、明治の初頭は鶴見や川崎のあたりもこんな感じだったのでしょうね。

いたるところに村が散在し、灰色の草屋根におおわれた灰色の木造の家屋や、ふしぎな曲線を描いた屋根のある灰色の寺が姿を見せている。そのすべてが家庭的で、生活に適しており、美しい。勤勉な国民の国土である。雑草は一本も見えない。
(イザベラ・バード/高梨謙吉訳「日本奥地紀行」平凡社 p.37-38 より引用)
イザベラは、この「灰色」という表現を好んで使っているようですね。比喩的な表現かな、とも思ったのですが、どうやら見たままの色合いを表しているようにも思えます。日本人としては、「勤勉な国民の国土である」という一文は誇りに思わないといけませんね。

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2012年2月24日金曜日

道東の旅 2011/春 (6) 「『札樽道』さて何と読む?」

「札樽道」さて何と読む?

国道 275 号線を当別に向かって進んでいたところ、高速道路のガード下で信号に引っかかりました。北海道の高速道路は「道央道」「道東道」といった「山本山」タイプの名前が多いのですが、目の前を横断しているのは数少ない例外の「札樽道」です。
「札樽自動車道」は、字の通り「幌」と「小」を結ぶので「札樽道」なのですが、「さったる」と読むのでは無く……
「さっそん道」と読みます。はい、実は私も現地に来るまで知らなかったのですが……。この SASSON のロゴはあちこちで見かけるのですが、「さったる」じゃ無いぞ!と必死にアピールしている……ような気もします。

アネクドートの女王

豊平川を渡ると、以前にも来たこの交差点なのですが……
何度見ても、米原万里さんのことを想像してしまいますねー。

好事魔多し

さて。江別市内の国道 275 号線は概して快適な道なのですが、
石狩川にかかる「新石狩大橋」で、片側一車線の対面交通になってしまいました。

追いかけて……

石狩川を渡ると江別市篠津なんですが、
海側に暴風雪板?が出てきました。ますます北国らしい風景になってきましたね。

ふっかーつ!

このまま片側一車線で行くのか……と思いきや、
お? これは……。そうです。再び、片側二車線の快適な道路が帰ってきました。
一般道ですからそれほどスピードは出せないわけですが、やっぱり嬉しくなりますね。

つづく!

前方に、国道 337 号線の高架が見えてきました。
なにやら物々しく電光掲示板まであるのですが、一体この先何が待ち受けているのでしょうか? 続きは……またそのうちに!(←

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2012年2月23日木曜日

道東の旅 2011/春 (5) 「若干低い」

れっつごーくれいじー

さてさて、「北海道(道東)の旅 2011/春」も、ようやく Day 2 がやってきました。こんな形の「札幌プリンスホテル」をチェックアウトして、車に向かいます。
前の日の晩に、「駐車場に空きが無い」ということで、係のお兄さんの言うままに車を仮置きしたのですが……
結局、そのままだったようですね(汗)。

北海道は今日も寒かった

この日はあいにくの空模様。そして……
この気温(摂氏 5 度)です。聞いた話では、この時期が一番、本州との気温差が激しいとのこと。確かに「5 度」は真冬並みの気温ですからねぇ。

Day 2 のルート

というわけで、北海道に車で上陸したのもこれで 4 回目。メジャーどころ?は既に見て回ったところも多いので、未踏の地を中心に回ることにします。えーと、この日のルートは約 385 km で、想定される所要時間は 7 時間 25 分とのこと。うん、これまでの経験からすれば楽勝ですね。
ちなみに、ちょっとしたネタ系地名にも足を運ぶ予定……なのですが、果たしてどうなりますやら。

オドメーターは 46001 からスタートです!

北海道はさらに寒かった

まずは札幌市内を石狩当別に向かう……のですが……
雨ですねぇ。そして……
センサーの指し示す気温が「摂氏 4 度」に。まだ下がるんでしょうか。orz

北海道ではラリーが盛んですが

これは国道 12 号線と国道 275 号線が分岐する交差点、ですね。
3 年ほど前、ランエボだったかインプレッサだったかがドリフトしながら交差点を曲がっていったのを思い出します。確かこの交差点だったと思うのですが……。

菊水の思い出

あまりにどんよりとした天気なので補正をかけてみました。
右に曲がると「菊水」のほうに行けるようですね。当時は「なんで『菊水』なんだろう?」と疑問に思ったものでした。

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2012年2月22日水曜日

Bojan のホテル探訪~「札幌プリンスホテル」編(おしまい)

札幌プリンスホテル編、何とか今日中に終わる……かな……?

日本語か英語か

部屋のマスタースイッチは、カードキーを差し入れるとスイッチが入るタイプです。
これは、どこにでもありそうな、割と一般的な設備ですね。ちゃんと日英両方で書かれています。

エアコンのスイッチに至っては……
これまたあちこちで目にするタイプですが、もはや英語の方が充実している印象すらあります。ところが、部屋の明かりのスイッチは……
思いっきり「日本語オンリー」なのはどうしてなんでしょうね(笑)。まぁ、最悪トライ&エラーで何とかなるものだからなんだと思いますが……。

クリーニングを辞退して金券をゲットしよう!

ベッドとベッドの間には電話が置かれた台があるのですが、
そこに「ノークリーニングシステムのご案内」がさりげなく置かれています。
これ、確か雫石プリンスホテルでも見たような記憶があるのですが(記憶違いだったらすいません)、部屋の備品・リネン(シーツなど)の取り替えを辞退した場合にキャッシュバックする、といった仕組みだったような気がします。ここではキャッシュバックでは無くて金券でのバックのようなのですが、\1,000- 分のバックというのは結構大きいですね(もっとも「金券」なのがミソなのですが)。なかなかうまくやってるなー、と感心します。

分別のある行動が求められます

あと、このようなカラフルなゴミ箱がありました。
一瞬、「ん? これは何をどっちに入れたら良いのだろう」と疑問に思ったんですが、横から見ると……
思いっきり答が書いてありました。ゴミを投棄する際も分別を持って行動しましょう。

そして朝食へ

さて、今回は「【早割★14】15階以上確約バーゲン(朝食付)」というプランで予約をしたので、見ての通り朝食付きなのですが、駐車場すら満杯になるくらいの混み方をしていることを考えると、朝食会場の混雑っぷりも推してシルベスター・スタローンといったところです。もちろんホテルの人もその辺は弁えていて、本来の朝食会場以外でも朝食クーポンが使えますよ、ということは事前に教えてくれていました。

てなわけで、
ラウンジに向かいました。ただ、このラウンジはどうやら 8:00 からの営業らしく、「もう少々お待ちください~」と待つ羽目になったのですが……
その代わり、まだ他のお客さんの姿はありません。ほんの 2~3 分待つだけでいいのなら、もちろん待ちますよね。
朝食はバイキングではないのがポイントなのですが、軽めでちょうど良いサイズ?のものでした。味もさることながら、周りに人がほとんどいないことによる静寂?がありがたかったですねー。

Rating

ご覧の通り、ラウンジでの朝食はとても落ち着けるものだったのでポイント Up! なのですが、部屋がびみょーに狭かったのも否定できないところでして……。というわけで、「★★★★・」(四つ星)としてみました。また機会があったら泊まってみたいです。

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2012年2月21日火曜日

Bojan のホテル探訪~「札幌プリンスホテル」編(つづき)

えー、というわけで、札幌プリンスホテルの話題を続けます。

正式名称求む

デスクの横にはスーツ掛けが。……あれ、これって正しくは何と言うんでしたっけ?
そして、その中には……
海外のホテルでおなじみの、ナンバー式セキュリティボックスが。海外からのお客様への対応もバッチリなのはさすがです。

薄い冷蔵庫

ベッドとバス・トイレへのドアの間には……
これまたコンパクトなポット台です。そして、この奥行きにぴったりサイズの……
冷蔵庫です。いやー、ここまで薄い冷蔵庫も久しぶりに見ましたね(笑)。

バス・トイレ

そして、「薄い冷蔵庫」の隣のドアを開けると……
バス・トイレです。……さすがにバス・トイレはそれほどコンパクトでは無く、それなりのサイズですね。ちょっと安心しました。

洗面台

洗面台は……
モスグリーンのワンポイントが光りますが、全体的におとなしいデザインですね。いや、このカラーリングがおとなしいか。鳥取の某ホテルのような「冒険」はできなかった、ということでしょうか。

トイレと内線電話

トイレは……
TOTO のウォシュレットです。ブランドものですね(笑)。そして、トイレ近くの壁には……
フロント直通?の電話があります。赤坂プリンスホテル(あ、「グランドプリンスホテル赤坂」か)にあったものには「ご気分の悪いときやおこまりのときは、受話器をお取りください。40秒後に交換手が応答します。」という名台詞?が書いてあったのですが、これにはさすがに「40秒後」の文字は無いですね。あ、でも、ここは自分でダイヤルしないといけないのか。うーむ。

バスタブ

バスタブはこんな感じです。
うーん。これは……。狭くは無いですけど(以下略)。

水栓は昔ながらのタイプで、シャンプーとコンディショナーも
ビジネスホテルで良くあるタイプのものです。……これって何度か押さないとシャンプーが出てこなかったりで、イマイチ好きになれないんですよねー。ふつーにポンプ式のボトルを置いてもらうほうが嬉しいんですが。うーん……。

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