事件発生!
全線無料の鳥取道と、中国道が接続する佐用 JCT には、料金所があります。
で、ETC ゲートを通過した後は「佐用 IC」に向かうため、「大阪方面」ではなくて「広島方面」に車を走らせます。
……実は、既に事件は起こってしまった後なんですが、佐用 JCT で ETC ゲートを通過した際に、ゲートの遮断機が開かなかったのですね。はい。ETC の通信に失敗した、ということになります。
一般的には、ETC カードを装置に差し忘れていた場合にこのような現象が起こるのですが、この車の ETC 装置はグローブボックスの中に隠してあるので、ETC カードも実は差しっぱなしのままです。ですので、「カードの差し忘れ」はあり得ない……と考えられます。
過去の事案
料金所の ETC ゲートで遮断機が開かなかったのは、実は二度目だったりします。前にあったのは、東名の豊川 IC から流入した際に遮断機が開かなかった、というケースでした。その時は、流出する際に「一般」のゲートを使い、係の人にカードを差し出して「豊川から入ったんですが、確認していただけますか?」とお願いしたところ、「記録がありませんねぇ」と。
その時は、「何時頃通過しましたか?」と聞かれたので、「確か 15:50 頃でした」と答えたところ、「記録を確認しますから、ちょっと待ってください」と。
確かに、遮断機が開かないままゲートを通りすぎてしまったということは「強行突破」となるわけで、これで不当に料金を逃れようとでもしたものなら立派な犯罪です。ですから、豊川 IC でこの日の 15:50 頃にゲートを突破した記録があるかを確認して、その事案を「解決済み」とする処理をあわせて行っていたようでした。
数分後、「確認が取れました。本件に関して警察などから問い合わせが行くことはありませんので、ご安心ください」と。いやー、ちょっとした通信トラブルが原因だったとは言え、結構焦るものです。
トラブル再発、一部から顰蹙を買う
……で、今回、このトラブル?が再発したのでした。
幸い、今回は「佐用 JCT」から「佐用 IC」という、目と鼻の先……とまでは言わないものの、かなり短い区間しか乗車しないので、強行突破?してからの時間も短くて済みます。
佐用 IC の料金所は「ETC 専用」が 1 レーンと「一般」が 1 レーンの 2 レーン構成でした。「一般」レーンに車を停め、グローブボックスから ETC カードを取り出して「かくかくしかじか」と係の人に伝えたところ、慣れない手つきで時間を要しながらも処理を行ってくれました。たぶん 5~6 分ほどだったと思いますが、私の車の後ろには 2~3 台の車が列をなして待っていたのでした(ごめんなさい!)。
原因は?
ここで「考察」なのですが、前回も、そして今回も「ETC カードの差し込み不良」(接触不良)が原因だったとおぼしき節があります。その共通項は何だろう? と考えて、すぐに「あ!」と合点がいきました。そう、どちらもフェリーに乗った後に起こっていたのです。
カーフェリーで車を航送する際には、乗船手続きの際に車検証が必要となります。そして、車検証はいつもどこに置いてあるか……そう、グローブボックスの中、です。車検証をグローブボックスにしまう際に、ETC 装置かカードにぶつかって、接触不良を起こしてしまった……のだと考えられます。
というわけで
ふつーはもっと早く気がつきそうなものですが、「山陰道」も「鳥取道」もずーっと無料だったので、ここまで ETC を使う機会が無かった、というオチでした。皆さんも、ETC カードの接触不良・通信不良にはくれぐれもお気をつけください。
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