2011年12月14日水曜日

隠岐ジオパークの旅 (84) 「牛馬がフリーダムを謳歌するその理由は」

牛さん二態

大山隠岐国立公園の景勝地「摩天崖」を歩きます。
牛と目が合いましたね。こんにちは。
こちらは石鹸の箱に出てきそうなポーズですね。

落ちたら○○まみれ!

あまりに牛に近づいて、刺激させてしまうのは良くないので、なるべく離れた所を歩くように心がけていたのですが、
尾根の下は結構な急斜面です。国道 157 号線の有名な警告標識に「落ちたら死ぬ!」というものがありますが、ここだと「落ちたら○○まみれ!」になっちゃいそうです。

丘のてっぺんにて

牛さんの横を友好的に通り抜けて、丘のてっぺんを目指します。
歩くこと数分、丘のてっぺんに到着しました。
ここから眺める摩天崖の景色は……
なかなかイケてます!

牛馬がフリーダムを謳歌する理由は

観光案内板には、摩天崖の説明もほどほどに、何故に牛馬がフリーダムを謳歌しているのか、説明が書かれています。
このシステムは「牧畑」と言うのだそうですが……見やすいように、フォトショで変形したものをどうぞ。
ほぉー。これは面白いですね。畑で特定の作物ばかりを栽培すると、やがて土が衰えてダメになってしまう、という話は良く耳にします。そのために、農家の皆さんは野焼きをしたり、窒素肥料を撒いたりといろいろと工夫をされていたりします。

別のやり方として、数年サイクルで栽培する作物を入れ替える、いわゆる「輪作」と呼ばれる考え方があります。大豆を栽培したあとはトウモロコシを、そしてその次はまた大豆を、というやり方ですね。

島前の「牧畑」の場合は、さらにエコシステム化が進んでいて、「牧」と「畑」をサイクリックに行っていた、ということのようです。なるほど、こういった「持続可能な農牧業」が、ずーっと昔から行われてきたということなのですね。いやいやこれは凄いことです。一体誰のアイディアなんでしょう……。

これは何だ?

さてさて。なにやら妙なものがあります。これは何でしょうか?
答は……また明日にでも!

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