2011年12月2日金曜日

隠岐ジオパークの旅 (72) 「キャトルグリッド」

とりあえずちょと東に

「隠岐神社」あるいは「後鳥羽上皇行在所跡」を見終えたので、あとは西ノ島(別府港)に戻るだけなのですが、来た道を戻るのも芸がないですし、ちょっとほかにも見てみたいところもあったので、車を東に走らせます。
いやー、随分と道路が狭くなってきました。でも、
こんな感じで対向車がやってくるので、気を抜けません。

明屋海岸のほうに

右に行けば「金光寺山」、左に行けば「明屋海岸」です。
ここはとりあえず左に進んで……、着いたのがこちら。
明屋海岸の東端に当たる?「能田鼻」というところです。ハイ、いかにもアイヌ語の not-etu のような響きなので、実際にどんなものかと見てみたいと思ったのですね。「ノテトゥ」は「みさきの出鼻」といったあたりの意味なのですが、確かに横臥した人の鼻に見えませんか? ここが北海道だったら、十中八九アイヌ語起源で認定されていると思います。

牛さん登場

また、来た時とは別の道で戻ります。
うーむ、このあたりはどうやら肉牛の放牧が盛んみたいですね。……おっと!
牛さんはなかなか好奇心が旺盛みたいです。

キャトルグリッド

車を走らせていて、またしても「!!!」と思ったので車を停めて……
そう。日本ではあまり見かけない(ような気がする)「キャトルグリッド」があったのでした。
キャトルグリッドとは、溝に金属製の桁が嵌め込まれていて、車や自転車はふつーに上を通ることができるようになっているのですが、牛をはじめとする家畜が足を滑らせると、溝にはまるようにできています。ニュージーランドなんかだとラリーのスペシャルステージにも堂々とキャトルグリッドがあったりするのですが、日本ではあまり見かけないような……。

「牛」放牧中

まぁ、キャトルグリッドの是非はさておき、道路上を牛が闊歩していたらそれはそれでかなり危険なのですが、
確かに……。注意を怠ってはいけませんね。

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