2011年9月5日月曜日

北海道・東北の旅 2010/夏 (176) 「日本一のスキー地蔵は幻だったか」

「三航北国日誌」第 176 回です。またしても平常運転に戻ります。ラス日の話題なので、もう少々お付き合い下さい。

発想の転換

信濃川沿いに、国道 117 号線を飯山に向かいます。
前方に、何やら新幹線のような高架が見えてきましたが、これは新幹線ではなく「北越急行」の線路です。越後湯沢と直江津(厳密には六日町と犀潟)の間を結んでいる第三セクターです。

ほどなく十日町の市街地に入ります。
このあたりは名うての豪雪地帯だからか、信号もなるべく雪が積もらないように、縦向きに配置されています。で、ふとアーケードの右側を見てみると……
なんじゃこりゃあ(笑)。縦向きに配置された信号はあちこちで見てきましたが、横向きに配置された歩行者信号というのは初めてです(笑)。ロードクリアランスの問題か、それとも見通しの問題か。いずれにせよ、なかなか画期的ではないかと。

潔いです

このあたりは名うての豪雪地帯だからか……って、さっきも書きましたね(←)。
「冬期間は全面通行不能」というのは、なかなか潔いです。

昔、巨人に吉村という……

地震の規模の割には奇跡的に小さな被害で済んだからか、もはやかなり陰が薄くなってしまっている「栄村」も通りました。そういえば、昔、読売ジャイアンツに吉村という外野手がいてですね……(関係ない
このあたりも、どの程度の被害があったのでしょうか。

長野県の栄村というところは、地震が起きる前から「下駄履きヘルパー制度」という取り組みで、一部では有名なところでした。今後、避けて通ることができない「高齢化社会」に向けての取り組みの成功例として知られている……かと思います。地震の規模の割に人的被害が寡少に済んだのも、この取り組みに依るところが大きかったのではないでしょうか。

ここは北海道ではない!

さて、そんな栄村から野沢温泉村に向かう国道は……
ごらんの通りの超・快適な道路です。これは北海道の道路ではありませんよ!

日本一のスキー地蔵は幻だったか

やがて国道 117 号は飯山市内に入ります。
右折すると「戸狩スキー場」ですね。「スキー地蔵」のあるスキー場としてごくいちぶで有名です。私の記憶では「日本一のスキー地蔵」というコピーがあったと思うのですが、ググってもヒットしません……。勘違いでしょうか?

あと、「戸狩スキー場」(「戸狩温泉スキー場」)には、「屈曲リフト」という、途中で曲がるリフトもありました。いろんな意味でヘンなスキー場でしたねぇ……。

妙にインターナショナル

飯山市内で目についたのが、
信号につけられた地名標でして、もれなく日本語とローマ字が併記されているのも当たり前で、中には
「道の駅」が "Road Station" と英訳されているものまで。妙にインターナショナルなんですが、これは 1998 年のオリンピックの時に整備したものかも知れませんね。

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