2011年8月19日金曜日

北海道・東北の旅 2010/夏 (170) 「ここから村上市。あと 47 km」

「三航北国日誌」第 170 回です。もはや一年前の話題に…… orz。

山形県から新潟県へ

引き続き、国道 7 号線を新潟に向かいます。「道の駅 あつみ」という案内が見えてきました。
そして、外の天気はと言えば……
相変わらずの雨。さすがに少々気分もどんよりしてきます。

電化なのにディーゼルカー

JR 羽越本線をアンダーパスします。……おっと!
ちょうど良いタイミングで気動車がやってきました(奥のほうにちょっとだけ見えています)。あるいは「通り過ぎました」が正解だったかもしれません。このあたりは全線電化されている筈なのですが、交流電化と直流電化の境目に近いからか、各停は電車ではなくディーゼルカーも多用されているようですね。

ここから村上市。でもあと 47 km

さぁ。新潟まで 108 km、そして村上まで 47 km、という案内板が見えました。
そして、この写真を撮影してから 1 分も走らないうちに……
村上市に突入です(←)。うーん、「村上市の中心部までは 47 km」で、村上市の市域に入るまでは数百メートルだった、ということなんでしょうけど、少々ずっこけたのも確かです。どうやらこのあたりも、最近の市町村合併で村上市と合併したところのようですね。[要出典]

山と海の間を縫うように

新潟県に入ってからも、日本海沿いを進む国道 7 号のイメージは変わらないままです。
山と海の間を縫うように走る、といった感じですね。

「実験」の次は「応用」が必要

当時(2010 年 8 月)は、まだ高速道路の「無料化社会実験」が行われていました。
今から考えても、これは功罪相半ばでしたね。「1000 円高速」もそうですが、ひとつの実験としては確かに興味深い物だったと思います。これをどうやって地方の振興に繋げていくか、「実験」の結果を良い形でフィードバックしないといけませんね。

早稲田です。ええ早稲田です。早稲田です

おまけの小ネタを二つほど。まずはこちら。
早稲田です。ええ、早稲田です。以上、何のヒネリもありません(←

山辺里です。「さべり」だそうです。アレですか

続いてはこちら。
「山辺里」と書いて「さべり」と読むのだとか。うーん、これはちょっとアレかも知れませんね。

金田一京助さんや山田秀三さんの説ですと、「白河の関」を越えたあたりからアイヌ語系の地名が目立つようになる、とされています。常磐道だと「勿来の関」あたりになるのかな? とも思うのですが、では日本海側の南限はどのあたりか、という疑問が出てきます。

地図を開いて見てみると、例えば新潟市内にも「沼垂」(ぬったり)という、いかにもそれっぽい地名が散見されます。ですから、新潟県にもそこそこ分布しているのではないか、と推測しているところです。さて、この推測が意味のあるものなのか、あるいは単なる妄想か、もうしばらくおつきあいください。

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