2011年5月23日月曜日

北海道・東北の旅 2010/夏 (115) 「西側から東側へ!」

「三航北国日誌」第 115 回です。本日は、さまよえる関西人がいかに転向を果たしたかをお伝えします(なんじゃそりゃ)。

さまよえる関西人、ルートを変更す

Day 5(2010/8/12)は、このようなルートで函館を目指していたのですが、
折からの長雨などで通行止めが頻発してしまい、
結局、江差・松前経由のルートを断念することとなりました。
ここまでドライブプランを大幅に変更せざるを得なかったのは、初めてかも知れませんねぇ……。ちなみに当初のルートでは約 474 km を走破する予定だったのですが、ルート変更により約 436 km となりました。……そんなには変わらない、か。

函館新聞の題字論争

さて。いちぶで有名な(?)「函館新聞社」の看板を見かけたので、ついポチっと。
せっかくなので、なぜいちぶで有名であるかの説明を……。

函館新聞の題字論争
函館新聞社が設立される前の1994年、ブロック紙の北海道新聞社(道新)は函館市で夕刊の地域新聞が創刊される動きがあったことを察知して、「函館新聞」をはじめ、「函館毎日新聞」「函館日日新聞」「函館タイムス」「夕刊函館タイムス」「夕刊函館」「新函館」「南北海道新聞」「道南新聞」の9つの題字商標登録の出願を行った。
しかし、函館新聞社はこうした商標の集中出願に対して新たな新聞の創刊を阻害させられる恐れがあるとして商標申請の取り消しを求めた。これに対し道新は「商標は国民に認められた権利」のほか「日本新聞協会加盟141社のうち、新聞またはタイムスの文字をつけない題号の新聞社は53を越える」と主張。その後、函館新聞社が「函館新聞」での題号で創刊することを決めたあと、道新側がこの題号に関係の薄い、函館毎日など5つのタイトルについて自主的に出願を撤回した。
これを受け、特許庁は函館新聞など4つの題号について審査。その結果、
 1. 北海道新聞は道内の代表的ブロック紙であり、函館地方の新聞創刊構想、気運、動向を知りうる立場にあった
 2. 地方紙の題字として採択される可能性が高い商標を集中的に、しかも自ら使用することが極めて低いにもかかわらず出願した
 3. この出願により、函館地方の新聞創刊の途を狭くしたことを目的といわざるを得ない
 4. 公正な競業秩序を乱す
として、北海道新聞社が出願した4つの題号すべてについて拒絶査定の判断をした。その際、函館新聞社が主張していた、新聞のタイトルには地名+新聞、日報、タイムスなどのきわめて制限されたものしかない、同一地区で同じ新聞社が別の題字の新聞を発行していることは認められないといった主張を全面的に認定した。
(Wikipedia 日本語版「函館新聞」より引用)
といった話があったのだとか。道新は勝毎(十勝毎日新聞)とも色々あるとかあったとか……。武闘派ですね(笑)。

砂箱考

次はこちら。
すいません。単なる「砂箱」の写真なんですが……。いや、ちゃんと「袋回収」と書かれた扉があるんだなぁ、へぇぇ……というだけの話です。あ、そうだ。今頃気づいたんですが、塩化カルシウム(融雪剤)ではなくて砂を撒くんですね。凍結路への対応としては、塩カルよりも砂の方が効果的だったりするのでしょうか(少なくとも周辺環境への影響は少なそうな気がします)。

服飾的中心!

さて、そうこうしているうちに「森町」にやってきました。
国道 5 号線はそのまま南下して函館に向かいますが、それだと函館に早く着きすぎてしまうので、どうせなら……ということで、ぐるっと東海岸を回って恵山経由で函館に向かうことにしました。
で、市街地をちょちょいとドライブして、向かった先は……
こちらです(笑)。実は、家を出るときに某肌着のストックを必要な数だけ持ってくるのを忘れてしまって、このままだと足りなくなる! という状況だったもので。やっぱ「しまむら」が最強です(笑)。

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